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必死に言い訳を考え始める新の頭にポンと手を乗せ
クシャクシャと髪をかき混ぜる。
新はされるがまま 申し訳無さそうに
ごめんね。と項垂れた。
まあ。ちょっと怖かったけど。
新年早々気分悪くもしたくなければ
させたくもない。
「夢まで相手 俺なんだ。」
「当たり前でしょ。ホントごめんね。
少し飲み過ぎちゃったのかも・・んっ・。」
言い訳を塞ぐように唇を押しつける。
さっきよりも柔らかく。
ぬるっと舌を絡められ 一度火がついた身体が
ピクンとまた震え始めた。
あー。やべ。
気持ちいい。
我慢出来ない。。
「もう・・ベッド・・。」
「いいの? 続けて。」
はむっと唇を甘噛みしながら はだけた服の中に
新の手が入ってくる。
するすると背中に手が回り 背筋を指先が
つーっと下まで降り ザワッと快感が脳天まで
走り抜けた。
「いい・・から。早・く・・。」
ねだるように しがみつくと 新はくすっと笑い
「やっぱり ホントの涼がいい。」
そう言って 俺を抱きかかえたまま
すっと立ち上がる。
ベッドルームに行き 俺をベッドに横たわらせると
シャツを脱ぎ 上半身裸で グッと覆い被さった。
カッコいい。
さっきと同じように見つめる瞳には変わらず
欲望が映り それでいてずっと温かい。
「優しくするね。時間 いっぱいあるから
ゆっくり涼を食べさせて。
夢だとすぐ覚めちゃうから いつも焦ってるんだ。」
情けなさそうに 唇を尖らせた。
あー。それで。
まあ。強引なのもたまにはいいけど。
起きてたらな。
首にするすると腕を回し 唇を合わせる。
「新・・早く。」
もう疼いて止まらない。
「涼。可愛い。」
新は満足気にそう言って 涼介の服を
全部剥ぎ取ると ぷくっと尖る乳首を口に含んだ。
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