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舌を絡めながら 涼の体を持ち上げ 勃ちあがる己を グググッと突き入れる。 「あっ・・ちょ・・ああっ・・。」 一度開いた身体は俺をすぐに受け入れ 奥まで突き上げると 涼は息を飲み 俺の身体にひしっとしがみついた。 「な・・んで。いきなり・・そうなります?」 恨みがましく睨みつけられる。 目元がほんのりピンク色で ホントに可愛い。 「もっとお礼しないと。でしょ?」 また身体を持ち上げ 自重に乗せ 一気に下ろすと 涼は目をぎゅっと瞑り 身をブルブルと震わせ バスルームに響き渡るくらいの喘ぎ声を漏らした。 「ああっ・・。」 きゅーっと締めつけられ襞がぴたぴたと纏わり付く。 ああ。涼の中。 「気持ちいい・・。」 腰を持ち 何度も突き上げると 白い肌が どんどん赤く染まっていく。 「ああっ・・いや・・んっ・・・待って・・。」 「やだ。」 そのまま持ち上げ 壁に涼をぐっと押しつける。 はぁはぁと荒い息を吐きながら 潤む瞳が俺を見つめ 顔がそろそろと近づいてきた。 「・・ん・・。」 口を緩く開け 愛撫を欲しがってる。 可愛い。 俺の唇を吸い 必死に舌を絡める様子を眺めながら ゆっくりと腰を入れ 奥へと進む。 背中に回る涼の指先が肌を引っ掻き ピリッと 痛みが走るのも構わずに。 乳首に指を這わせ きゅっと抓ると 涼は身を逸らし 甘ったるい声を上げる。 うっとりするくらい甘い。 全部食べたい。 首筋から鎖骨まで キスを落としながら移動し 胸の蕾を口に含むと 舌でコロコロと弄る。 じゅっと音を立てながら吸い上げると同時に 勃ちあがるモノをぎゅっと掴むと 涼は更に悩ましく身を捩った。 「あっ・・ん・・やぁ・・・あっあ・・。」 欲しい。 もっともっと。 欲望は更に募る。 ずっとこうしていられたらいいのに。。 ずっと涼と繋がっていたい。 それでも限界はやってくる。 汗で滑る肌をしっかり掴み 高みへ向かって 突き進むと 震える涼のモノから蜜が迸り 同時に奥の奥へと欲を一気に吐き出した。

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