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Act Ⅳ Scene 4 : 宿縁。③
やがて両胸で強調しているふたつの飾りの姿に納得すると、クリフォードはまた一連の動作に移った。彼のドレスを下ろしていく……。
両足からドレスを抜き取り、シーツの上に横たわらせる。陶器のような柔肌の輪郭を柔らかな暖炉の炎が写し出す。一糸も纏わない肢体はなんと美しいのだろう。どんな姿も美しいのに変わりないが、やはりカルヴィンは生まれたままの姿が一番綺麗だと、クリフォードは思った。
クリフォードの口元に笑みが広がる。浅い呼吸を繰り返すたびに濡れそぼった紅色の小さな蕾が上下に揺れる。彼の下肢が自分と同じ状態になっているのにも喜びを感じた。勃起した先端からは蜜が溢れ、下肢を潤している。そして彼もまた、クリフォードが寄越す熱い視線を楽しんでいるのか、翡翠の目はうっとりと閉じられ、うっすらと笑みを浮かべる唇はクリフォードの名を何度も呼ぶ。その声はとても悩ましいものだった。
「カルヴィン……」
そっと腰を持ち上げ、太腿の間に顔を埋めれば、香ばしい匂いがクリフォードを惑わせる。
このマグノリアの香りも大いに気に入っている。自分の名を呼ぶ唇に口づけると、カルヴィンは口を開けた。下唇を吸い上げ、あるいは舌を絡ませあい、互いの熱を送り込む。
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