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直純くんの火遊び 3

 床の上で組み伏せられて、若いペニスで突かれて直純は喘ぐ。  性交の快感に瞳を潤ませ、甘く鳴く姿はその場にいる全員の目を釘付けにしていた。 「なっ、直純……」  そう声を掛けてきたのは、顔を赤くした友人だった。 「お前……こんな……は、恥ずかしくないのか……?」  その問いかけは非難しているというよりも、戸惑い困惑し、好奇心に揺らいでいるように思われた。  直純は揺さぶられながら微笑んで、シャツを胸までたくし上げてみせる。 「んっ……恥ずかしいけど……お尻でえっちするの気持ちいいよ……っ。あっ……ねえ、僕、乳首もすごく感じるんだ……触ってみる……?」  露わになった直純の乳首は、すでに硬くなって尖っていた。友人は息を飲んで、おそるおそるといったふうに指先でそこに触れた。 「あんっ……!」  直純はびくりと身を震わせて鳴く。その反応の良さに理性が崩れたのか、友人はまるで怒ったような顔をして、両手で直純の乳首をいじめ始めた。 「ああぁっだめだよおっそんなっ……あっやっやっ……お尻の中おちんちんでいっぱいなのに……っ! 僕イッちゃうよぉ……!」  直純は身をよじったが、若い欲望が止まるわけがなかった。乳首をなぶられ、尻の穴を突かれて、直純は声を上げる。 「あーっ出ちゃう! 僕出ちゃうよぉっ! あっあっ……んっあぁーっ……!」  直純はびくびくと腰を震わせて射精した。そのせいで激しくペニスを締め上げられた青年も、低く呻いて直純の中で果てた。 「あっ……僕……お尻と乳首だけでイッちゃったぁ……」  荒い息をしながら、直純はあえて言葉にする。自分がどれだけ感じやすく、いやらしい身体をしているのか見せつけてやれば、彼らの若い性欲が刺激されないはずがなかった。 「ね……君もちゃんと気持ちよくなろ……? 僕の中で精子出そ……?」  友人を見上げながらそう言うと、彼もたまらなくなったようにズボンの前を開けてはちきれそうなペニスを取り出した。焦ったような手付きでゴムをつけようとするので、直純は身を起こしてそれを手伝ってやる。 「焦らなくって大丈夫だよ……僕のお尻でちゃんと気持ちよくしてあげるから……」  ね、と囁きかけると、友人は直純の脚を半ば強引に割り開いてきた。直純はそれに恥じらった表情を見せつつ、さらに青年の欲を煽ってみせる。 「ん……おちんちん早く中に入りたいよね……いっぱい待たせてごめんね……」  いきり勃ったペニスの先端が、口を開けている入り口にぐいと押し込まれて、直純は高い声で鳴く。熱の塊はそのまま直純を奥まで犯した。 「あーっ……あっ……あっ僕さっきイッちゃったのにぃ……! またお尻いっぱいぃ……!」  喘ぐ直純の胸に、すでに一度は性交を終えた青年の手が伸びてきて、また乳首をつままれ、転がされた。  それに悲鳴を上げる間に、友人は直純の内側をペニスで擦り始める。もう三人の男を受け入れた直純の尻は、突かれる度に卑猥な水音を立てつつあった。  初めて知った菊門の名器を前に、若い性欲はとても一度では足りないとばかりに、いずれも硬さを取り戻して反り返っていた。  直純は切なく鳴きながら、自分を取り囲む青年達を見て、彼らが皆自分に欲情しているのだという事実に身を震わせる。  うぶな男を虜にして、犯され蹂躙されるふうを装いながらその精を搾り取る行為には、普段の仕事では味わえない悦びが伴っていた。 「やぁぁんっ……だめえ……っ! そんなにお尻ズンズンしないでぇぇ……!」  身悶えて訴えながら、直純はその晩、中で激しく射精される感覚を堪能し、全身を複数の手になぶられて、輪姦される擬似体験に大いに酔った。  直純の土産話を聞いて、悠己は呆れたようにため息をついた。 「そんなノンケの真面目な子達もてあそんでかわいそー!」  直純は苦笑する。悠己のコメントは実に的確だった。 「だって僕もお酒入ってたしさぁ……うぶだなーかわいいなーおいしそうだなーって思ってつい……」 「直純は楽しかったで済むかもしれないけど、その子達これからどうするのさ。その辺の男でも女でも満足できなくなっちゃうかもよ」 「……ねー」  その点については直純も反省していたし、かわいそうなことをしたかもしれないと思う。しかし、彼らが性欲を抑えきれなかったのと同様に、直純も彼らが欲しかったのだ。 「でも、悠己の方が絶対もっとえげつないことしたことあるでしょ。僕より断然守備範囲広いくせに」  そう言うと悠己はしばらく考えて、やや声のトーンを落として言った。 「…………高校のやたらおれにキツかった先生のちんこ、出なくなるまで搾り取ったことはある」  なにそれ、と直純は裏返った声を出した。 「若気の至りだって! 偉そうにしてるからついイラッとしてさぁ」 「えーやだ怖ーい。可愛い顔してやることめっちゃえげつなーい」 「お前に言われたくないし! 大体いつからお店出てくるのさ!」  えー、と直純はシャツの袖をまくりながら呟く。 「まだ痕消えないんだよねー。三人がかりで吸われたり噛まれたりぐっちゃぐちゃにされたからさぁ……」 「自業自得じゃん」 「こういうのオッケーなお客さん以外はしばらくお断りかなぁ」 「プロ意識に欠けますねー直純くん」 「反省してるってばぁ」  ふふふ、と悠己は笑って、直純に顔を寄せてきた。 「で、何回イカせたの?」 「やっぱ興味あるんじゃん!」 「あるに決まってるじゃん大学生3人なんて絶対ここじゃ食べれないもん!」 「もーすけべ!」  直純は悠己を小突いたが、悠己は逆に直純に抱きついてくる。それをうっとうしいと言いながら、直純も笑った。

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