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第一章・33

 愛の口に入った凶棒は、愛撫を待たずに突き始めた。 「んッ、ぅぐ」  口いっぱいに詰められているので、苦しい。  生理的な涙が、滲んでくる。  そこに、他の少年たちが近づいて来た。 「手は空いてるよな」  口に突っ込まれたまま、握らされた。  手がお留守になると、髪を引っ張られる。  愛は懸命に手を動かした。 「あ、出る。出るッ!」  それでも、口を解放してくれない。  仕方なく、愛は排泄された苦い精液を飲み下した。  そんなことを順番に、5人分やらされた。  ただ、今日は勝手が違った。  愛が必死で奉仕する間、少年たちはその髪や体にやたらべたべた障ってきた。  しまいには、服を脱がせようとしてきたのだ。 「やめてください!」 「逆らうんじゃねえよ」 「もう少し、遊ぼうぜ」  逃げようとした愛は、服の端を掴まれ、力任せに引きずられた。  服は裂け、その白い肌がむき出しになった。  抵抗するが力に負けて、瞬く間に地面に抑え込まれる。 「ヤだ……。いやッ!」 「こういう無理やり、ってのイイと思わねえ?」 「言えてる」

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