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日常から過去 -陽輝視点-2

陽輝は、澪のおかれている状況を咄嗟に理解した。 「おい、おばさん、俺が社会にあんたが子供に酷い口聞いてるって言ったらどーすんだよ」 「はんっ、ガキからみたら皆おばさんだけど、わたくし、美しいのよ!あと、ヤグザが何かごちゃごちゃ言っても由緒正しき家の発言とは、信憑性が違うから無意味ねーおバカさん 証拠を残さずこの卑しい子供に躾をしてあげてんだから」 澪は、悔しくもその通りだと思った。今のご治世、力任せに屈服させても、社会的損害が組全体に降り掛かってくる。。 「今日のとこは、引いてやんよ、、、。またな。」 女の前から、去る前に、ずっと謝り続けている澪のサラサラな髪を撫で、後にした。 俺は、あれから使用人が抜けた穴にうちのもんを送りこんで、正妻の言動を録音して証拠を集めているが、、 難しい。うちのもんと正妻が行動するタイミングが合わないし、証拠は嫌がらせや躾という言葉で片付けられるものしか残らない。 証拠を集めている間に、澪を甘やかして俺は親友ポジを獲得することに成功した。だが、足りない。。俺が欲しいのは、澪の全て。。 どーしたら、いいものか。。

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