「ーーーっひっ ぐ..」嗚咽をもらしながら、静かに 泣いた。 ハル、どうして？もう親友のハルは居なくなってしまったの？ ほんとうに？ いきなり変わってしまった。受け入れられないよ。 怖い。 痛い。 辛い。 嫌だ...イヤだ！ きらい？ううん、、きらいなわけない。 自分がきらいなのは、 俺。あんなに優しくて、かっこよくて、頼れる人を、変えてしまったのは、きっと俺だ。 俺のせい。 怒らせたのだ...自分が。でも理由が分からない。聞いても、澪は俺のもの としか言わない.. よくわからない。 どれくらいたっただろうか。泣きながら、自分の今の気持ちを内で吐露する。 落ち着いてきた 澪は、立ち上がる。 このままここに居ては、俺が陽輝にしてしまったことも分からない！逃げないと！ 改めて気持ちを決めた澪は、ふと、陽輝がいない！この状況！チャンスだ！