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偽りの生活7(モブ)

皆さん、こんにちは、 俺は澪の前に座っていた (文化祭の話に出てくる)野球児です。 突然ですが、俺らは恐怖の前にいます。(澪を残して、陽輝が学校に行った時の話です。) 俺らのカースト頂点様 陽輝君 が 突然がらりと教室のドアを開け、休み時間に登校してきたと思ったら、無言で腕を組み、教卓の後ろに立った。 騒がしい平穏な空気は、すでに陽輝が教室に入ってきた時点で冷たい空気に変わっていた。誰も話さず、静かに自席に座る。 これは、クラスの暗黙のルール、 陽輝君の空気、気分を察して死ぬ気で従順しろ ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー そして、陽輝君が提示した5つの不文律がある。 1.澪とクラスメイトより親密な関係を持つことは 許さない。 2.陽輝君が判断するが、澪に肉体的・精神的に苦痛を 与えることを許さない。 3.澪を自ら触れることを許さない。 4.澪を自ら話すことを許さない。 5.自分の名前を澪に教えることを許さない。 これらを守らないとどんな奴でも今まで培っていたものが崩れさるような陽輝君からの仕打ちを受ける。 皆が陽輝君を恐れ、5つを守らなければならないと思わせた1つの事件がある。 ある男子生徒は、陽輝君は恐れていたが、5つの意味を取り違えたがために、澪をクラスからハブこうとしたのだ。 そうーー、その男性は、澪を陽輝は嫌っているから、陽輝君は、5つを守らせると言ったのだろうと推測したのだ。 実際は、逆である。澪を大事に思うばかりの行動だったのである。 男性は、澪がハブられそうになる自覚も無い間に、早々と転校を余儀なくされたのだ。 そんな事件があったからこそ、陽輝君には服従するし、澪をハブくこともなくクラスメイトに皆がなっている。 ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー 教室の前にいる陽輝君に、皆が怯えながら、チラチラと視線を向ける。 陽輝君は、冷たく一言。 「澪とは、話すな。目も合わせるな。無視しろ。」 クラスの空気がかたまる。今、休んでいる澪。。 皆が思った。ついに、きたかと...... 「以上だ。」 たったそれだけ言うと、ひらりと教室から出ていく。 少し静寂な時間の後、ザワザワとクラスが騒ぎだした。 ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー 俺は、澪と陽輝君の このクラスで唯一小中高と学校が一緒だった。 だから、分かる。澪と陽輝君の変わりぶりがーーー 陽輝君は、徐々に澪への束縛が増し中学の間に5つをクラスメイトに守らせるようになったが、 巻き込まれた澪は、かなり変わった。 小学校、中学の途中までは誰とも仲が良く、よく話しかけ、活発な奴だった。 しかし、陽輝君がクラスを脅したことにより、一気に澪へ向ける視線が他人行儀になったクラスメイトの態度。それにより、澪はどんどん活発さを失い、陽輝君ばかりと接するようになった。 入学した高校では、クラスメイトから名前を教えてもらえることがなかったので名簿から名前を知るしかなかった状態の澪は、どんどん弱気になっていったのだ。 ただ、優しく気が利くため、クラスメイトの澪に対しての評価は高く、、遠目から澪を心配する奴らが結構いた。可愛いかったし。 でも、今後は澪にとってさらに居にくいクラスになることは、間違いないだろう。 ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー 俺は、静かにため息を吐いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 更新、遅れましたm(*_ _)m 12月末まで、投稿が不定期(もしかしたら、出来ないかもしれません。。)になります。 待って頂けたら、大変嬉しいです。(´・・`)

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