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番外編4・想われて想って恋模様。(6)
人懐っこいその笑顔。
俺以外にもそういう表情を見せたかもしれないと思うと、少し妬ける。
「じゃあ、怪我がないか、たしかめなきゃ」
「せ、せんぱいっ?」
嫉妬心が俺を支配する。
華奢な身体をマットレスに押しやった。
さっきよりもいっそう大きく目を見開く翔夢くん。
びっくりさせているのは分かっている。
だけど俺の欲望はもう治まりそうにない。
翔夢くんを独り占めしたくてたまらないんだ。
体操着を捲り上げると、案の定、さっき受け止めた時にできた擦れたような赤い跡が白い肌にあった。
そして俺が翔夢くんを抱く度に弄っているおかげで他の男子よりも幾分かツンと尖っている可愛らしい乳首があるのは、もうすでに知っている……。
「あの、せんぱ……ひゃっ」
「ああ、ちょっと赤くなってる……」
舌を這わせ、赤くなっている鎖骨を舐めながら、赤く色づいている両乳首を弄る。
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