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番外編4・想われて想って恋模様。(9)

 それはきっと、翔夢くんがとても純粋で可愛らしいからだ。  彼は快楽に染まりつつある大きな目を潤ませ、俺を見上げている。 「せんぱ……」  すすり泣くその声もまた扇情的だ。 「可愛い」  中を舐めて潤すと、内壁がひくひくと開閉する。この動きもまた、淫猥でたまらない。  我慢できなくなった俺はジッパーを開け、戒めから欲望を取り出すと、魅惑的な内壁に挿し入れた。 「あっ、せんぱ、おっき……ふああっ」  とても愛おしい。  誰にも渡したくないとそう言ったら、君はきっと自分は誰にも取られないとそう言うだろう。  だが、男を煽っていることにも気づかない純粋な君も好きなんだ。 「せんぱ、ぼく……離れたくない……」 「じゃあ、たくさん繋がっていようか」  翔夢くんを仰向けにさせ、華奢な腰を高々と持ち上げる。  見えるのは、俺よりも小さい翔夢くんの陰茎が精いっぱい強調し、淫らな蜜を垂れ流しているところだ。

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