59 / 61
番外編4・想われて想って恋模様。(9)
それはきっと、翔夢くんがとても純粋で可愛らしいからだ。
彼は快楽に染まりつつある大きな目を潤ませ、俺を見上げている。
「せんぱ……」
すすり泣くその声もまた扇情的だ。
「可愛い」
中を舐めて潤すと、内壁がひくひくと開閉する。この動きもまた、淫猥でたまらない。
我慢できなくなった俺はジッパーを開け、戒めから欲望を取り出すと、魅惑的な内壁に挿し入れた。
「あっ、せんぱ、おっき……ふああっ」
とても愛おしい。
誰にも渡したくないとそう言ったら、君はきっと自分は誰にも取られないとそう言うだろう。
だが、男を煽っていることにも気づかない純粋な君も好きなんだ。
「せんぱ、ぼく……離れたくない……」
「じゃあ、たくさん繋がっていようか」
翔夢くんを仰向けにさせ、華奢な腰を高々と持ち上げる。
見えるのは、俺よりも小さい翔夢くんの陰茎が精いっぱい強調し、淫らな蜜を垂れ流しているところだ。
ともだちにシェアしよう!