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敦也さんのSNS 4
真七が行為に夢中になり始めたのを感じて、敦也は真七を揺さぶりながら、顔を寄せて囁いた。
「ねえ真七、今すっごいいい顔してる。男に抱かれるのたまんないって顔。……その顔撮ったら怒る?」
「え……あ、えっ……」
真七はすぐには言葉が飲み込めないようだった。その瞳は性交の快楽の色が深く、潤んでいた。
「真七の最高にいい顔撮りたい。いや?」
真七は目を蕩けさせたまま、首を振った。
「あっ……敦也さんが……好きって思ってくれるなら……撮るだけじゃなくて……あんっ……さっきみたいに上げて、ほし……ですっ……」
敦也は目を見開いた。真七は喘ぐばかりではなく、シーツを乱して身悶えている。そんな姿が敦也にはとても魅力的で、それを大勢と共有したいとも思ったが、真七が自らそんなことを望むとは思わなかった。
「……いいの? 今気持ちいいので頭ぼうっとしてるでしょ? 後からやだって言ってもだめだよ?」
「い……です……。だって、敦也さんには……もう、いっぱい恥ずかしいことされたから…………」
敦也は笑う。手を伸ばしてスマホを取り、真七の細い腰をつかんで揺さぶった。当然真七は大きく喘ぎ、シャッターの音も半ば真七の声にかき消されるほどだった。
ぱちゅぱちゅと音を立てて真七を犯しながら、敦也は今撮ったばかりの写真を真七に向けた。
「すごい可愛い顔撮れたよ。……これほんとにアップしちゃっていいの?」
真七は夢を見るような目で画面を見上げて、こくりと頷いた。敦也は笑い、腰で真七を責めてやりながらスマホを操作する。送信したことを確認して、ベッドの端にスマホを放り投げた。
「真七とのセックス、世界中に自慢しちゃった。……ね、真七の中さっきからもうだめって言ってるみたいですっごい可愛いんだけど、真七のイキ顔は俺が独り占めしていい?」
真七はもう言葉もなく、泣きそうな声を漏らしながらただ頷いた。敦也は真七の両手をシーツに押し付けて、真七の弱い部分を責め立ててやる。
真七の甘い悲鳴が部屋に満ちて、それが泣き声に変わるまで、水音はしばらくやまなかった。
イカされて泣かされて、またイカされるまで抱かれた真七は、敦也の腕にすっかり身を任せてくったりとしていて、とても弱い生き物のようで敦也の庇護欲をくすぐった。
「……やっぱり真七は最高に可愛いね……。こんなに可愛い後輩初めてだな」
敦也が真七の髪を触りながら呟くと、まだ夢の中にいるような瞳が敦也を見た。
「……敦也さん、僕とのセックス……気持ちよかったですか……?」
敦也は笑う。心配性の後輩が愛しかった。
「めちゃくちゃ気持ちよかったよ。俺のちんこがすっごい悦んでたの、伝わんなかった?」
「……だって僕の……勘違いだったら困るから……」
恥じらうように呟いた真七が可愛くて、敦也はその赤い唇にキスをする。
「勘違いじゃないよ。真七のお尻でいっぱい出したもん、俺。タプタプになったゴム見せてあげればよかったね」
真七ははにかみながら微笑む。男に愛された熱がまだ引かずに、ひどく色っぽい顔をしているのがとても綺麗だと思った。
「…………真七とホテルに来たのも自慢したし、真七が俺とセックスして気持ちよくなってるのも自慢したから、最後にもうひとつ自慢していい?」
「……何をですか?」
「真七が俺にいっぱい抱かれて、今すっごくえっちな顔で俺の腕の中にいること」
真七は目を見開いて、急に恥じ入ったように敦也の肩に顔を押し付けてきた。
「あれ、やっぱりいや?」
「い、いやじゃなくて……僕、そんなにえっちな顔してますか……」
小さな声でそう言う真七があまりにうぶで可愛らしくて、敦也は笑いながら真七の顔を上げさせた。
「してるよ。お尻にちんちん挿れられてたくさん突かれてとっても気持ちよかったですって顔してる。ものすごく可愛い」
真七は顔を赤くして、困ったように敦也を見上げてから、蚊の鳴くような声で言った。
「……敦也さんが……可愛いって思うなら、写真、アップしても……大丈夫です……」
「ほんと? すごい、今日の真七大サービスだね」
「だって敦也さんにお礼……したかったし……」
健気な言葉に、敦也は真七の目許にキスをして、その丸い頭を撫でてやる。
「じゃあ、真七と特別な仲だって噂されて、みんなを羨ましがらせようかな」
「……そんな噂されてもいいんですか……?」
「真七とだったら大歓迎だね。真七の方こそいいの? 俺のものだって思われちゃうかも」
「そ、そんなこと今さら訊かないでください」
真七は眉を下げて、ますます可愛い顔をして敦也の肩を押してきた。その力が弱いことに敦也はまた笑って、放り出されたままだったスマホを取りながら、真七の額にキスをする。
「ねえ、二人きりのセックスしてみてどうだった? またセックスしたいなってちょっとでも思ってくれてる?」
真七は目許を赤くして、少し目を泳がせた後、おずおずと言った。
「……セックス……大好きないやらしい子って……思われちゃうんじゃないかって、心配してます……」
その返答があまりにも可愛くて嬉しくて、敦也は声を出して笑いながら真七を強く抱き締めた。
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