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第二章・7

 逆効果だったか、と秀也は後悔した。 (こんなことなら、始めからきっぱり断ればよかった!)  しかし、断るには茉理は可愛すぎた。  しかも、あんなキスなどすれば、のぼせ上ってもしかたがないところ。  この身体を味わってしまった今、途中でやめるのも難しい。  砂糖菓子のように甘く蕩ける茉理の身体に、秀也はふらふらと手を伸ばした。  後ろの蕾は、きれいな色をしていた。  そこに、そっと指を入れる。  難なく呑み込む茉理の後膣は、たっぷりと潤っていた。 (Ωは女の子みたいに体液で濡れるって聞いたことあるけど)  実際に見るのは初めてだ、と秀也は指で茉理をいじめながら考えていた。 「んぁ、あぁ。っふ、ぅん、んっ。あ、そこ、ダメ……」 「ここがいいのか?」  指を二本に増やしてスポットを押し擦ると、茉理は声を上げて悦がった。 「あ、あぁん! ダメだって、ば! あぁ、ヤぁあん!」  大きく脚を広げられて、秘所をさらして悶える自分を、茉理は恥じた。 (ヤだ。気持ち、い。こんな格好、恥ずかしいのに。全部、観られてるのに!) 「あっ、あっ、ダメ。また、またイッちゃうぅ! あぁあ!」  吐き出す茉理を下に見ながら、秀也も痛いほど昂っていた。

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