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第四章・6

「あぁ、イイ。もう、出そう。全部飲めよ、いいな?」 (マジ!?)  途端に、大量の精が茉理の咥内に放たれた。 「うぐうーッ!」 「あ、バカ。飲め、ったら」 「う、うぅ、う。っく、んぅ、ぐぅうッ!」 (ヤだ。臭いし、汚い!)  でも、そうしなければ兄さんが、一生この男に食い物にされるんだ。  秀也への愛情一心で、茉理は全て飲み干した。 「う、げほッ! う、うぅ、うッ! げほッ!」 「何だよ、飲んだこと無かったのか?」  仕方ねぇなぁ、と袴田は咳き込む茉理を強引に引き寄せた。  そして、いきなり乳首を噛んだ。 「痛ッ!」 「そのうち、悦くなっからよ」 「や、め……ッ! んぁ、ああ!」 (気持ち悦くなんか、なるもんか!)  僕は誰より、秀也兄さんが好きなんだ。  兄さん以外の人に抱かれて、感じるなんてありえない!  そんな茉理をあざ笑うかのように、袴田は彼の身体を拓いていった。

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