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第七章・4

「……ッ! んん、うッ!」 『それでね、茉理くんのお兄さんにも興味を持ったみたいで。一緒に、会えないかなぁ?』 「い、いつ、ですか、あッ」 『今から、時間ある?』 「い、今すぐ!?」 『支度とかあるだろうから、一時間後にカフェ・ラッキーズで。いい?』 「あ、あぁ……ッ。はいッ! イきますぅッ!」  じゃあ、一時間後に、と斎藤の通話は切れた。 「あぁあん! そこ、ダメぇえ! あッ、あぁッ、イくぅうーッ!」  精を飛ばし、茉理は首をひねって秀也の方を向いた。 「秀也お兄ちゃん! 電話中に……ッ! んあぁん!」 「エッチ中に電話する方が悪い!」 「もう……ッ! あ、あっ、もっと、奥に欲しい!」 「いいよ、奥だな!」 「あ、ヤぁあ! こんな、ナカまでえぇ!」  激しい抽挿の後、秀也は自分を解放した。

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