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第3話
俺は知らない内に意識を飛ばしたのか目を開ければ部屋は太陽によって明るくなっていた
首を捻り周りを見ればアイツの姿は無い
仕方ないかと思った
俺は親友を捨てたのだ。この手で…
上半身を持ち上げ様と手をついて力を入れれば至る所が筋肉痛の様に痛んだ
でもそれが昨夜のは現実なんだと思わせてくれた
掛けられた布団をめくれば部屋に入った時と同じ状態
違うのはティシャツがアイツのだった
暗くて間違えたのだろうか。
アイツにしては珍しい失敗だ。
ベットの縁から足を下ろし座り時計を確認すればAM6:00後少ししたら両親が帰ってくる
その前にと風呂へ向かおう
生まれたての子馬のようにガクガクする足を動かし壁伝いで歩く
っ!!!!
中に残っていたアイツの欲が奥から降りて来てパンツを濡らし内腿を伝う感覚がする
座り込みたくなる程の歓喜と羞恥心が込み上げた
お風呂で鏡を見れば体に残る情事の跡
鎖骨や胸至る所に紅い跡
それを何度も辿り熱い息を吐いた
部屋に戻り情事の跡を消す
そして俺は全てを捨てた
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