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side 怜 「怜! れーい? なんだ、まだ、起きないのかな? 俺のが早く寝たからなぁ…」  夢の中でさくらちゃんが呼んでいるような気がしました。ごめんなさい、さくらちゃん、私はまだ眠いです…。 「お腹すいたなぁ…先に食べてこようかな? でも、今何時だ? え、もしかしたら、夜中じゃないか?! あー、なんてこった…マジかよ」  私の布団の横にあるベッドの上で、さっきからさくらちゃんがぼやいています。 早く起きてあげなくては…。そうは思うのですが、脳は覚醒したものの、体が全然言うことを聞きません。 「もう…いいや。朝まで不貞寝してやる!」  そう呟いてから、さくらちゃんが私の布団に入ってきたのがわかりました。 私の頬を撫ぜまわしたり、熱烈なキスをしたり、耳を噛んだり、身体に抱きついたり。 さくらちゃんは様々ないたずらを寝ている私にしてきました。そして、そのうち、さくらちゃんの体の一部が、熱を持ち始めた事がはっきりわかりました。  さくらちゃんは熱くなったモノをの私の身体に押し付けて、腰をゆらゆらと動かしています。 「あー眠れないよ、怜! ほら、俺のここ、すっごい興奮してる。なぁ、怜、起きてよ…やろうよ、セックス」  私がぐっすり眠っていると思っているからなのでしょうか? さくらちゃんが私の耳元で、恥ずかしくなるような事を言い続けています。 「そうだ! 起きないんなら、こうしてやる。そうしたら怜はエッチな夢みるのかな?」  さくらちゃんがパジャマの上から、私の下半身をスーッと触りました。体がピクッと微かに反応します。だけど、自分の意志では、まだ手足を動かす事が出来ませんでした。 「わぉ、怜のコレ、初めて触った…何か、幸せだぞ」  耳元に唇を寄せ、囁いています。強弱をつけながら、擦り続けるものですから、私自身が段々と意思を持ち始めたようです。最初はパジャマの上から触っていたさくらちゃんの手が、今では下着の中で蠢いています。 「ん…」  無意識に声が出ました。声が出せるかも知れないと思い、さくらちゃんの名前を呼ぼうとしましたが、まだ、唇を動かす事も自分の意志で声を出すことも出来ません。  しばらく私のモノを扱いていた手が外されました。さくらちゃんが掛け布団を外すと、私のパジャマと下着を脱がせてしまいました。    さくらちゃん! どうしようというのですか?  心の中では、とても焦っているのに、全然身体を動かす事ができません…。  次の瞬間、ヌルんとした感触が私自身を包みました。もしかして、さくらちゃん…私のアレを口に含んでしまったのでは無いでしょうか?!

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