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第57話
君をベッドに沈めて
滑らかな肌にそっと触れる。
視界が妨げられてる分他の“感”全てで君を感じる。
「・・・あっ・・・もう・・・」
君の甘い吐息も
少しだけ上がった体温も
微かに俺の手に合わせて揺れる腰も
全てが感じ取れる。
「もう・・・イきそう?」
緩く君自身を握る手を動かせば
甘く蕩ける蜜が俺の手に絡み付く。
「いいよ・・・イッても。」
唇に含んだ胸の飾りに舌を這わせば
熱い欲望が弾ける。
君の荒い息遣いにさえ俺の体は熱を纏う。
濡れた指先をずらして蠢く蕾に触れる。
「・・・っ・・・」
「・・・・・・・・・いい?」
愛しむように指を這わせれば
君が大きな深呼吸をして首に腕を絡めてきた。
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