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15.すれ違い*

重い足取りでマンションにつき部屋に入ると・・・ 男が物静かにソファに腰掛けていた。 久しぶりに見る表情(かお)は鋭い顔つきで明らかに不機嫌だった。 「あの…わ!?」 突然腕を引かれ浴室の鹿神の前に連れていかれる。 上着を捲られ身体中の赤い跡が露わになる・・・ 鏡を見ろとでも言うように顔を抑えられいやでも視界に入ってしまった。 (あ・・・) 「これだけお前に印をつけてやったのにまだ言いつけが守れないとわな」 あまりの恥ずかしさに今まで直視できなかった胸元や脇腹、下へ下へと数え切れないほどそれはある。 恐怖と羞恥で目を覆ってしまう。 「バイト先は楽しかったか?」 「え・・・__」 なぜ知っているのかと全て見透かされているような感覚に固まり鏡越しに感じる強い視線から離れられないでいた。 「俺は言っておいたはずだ、大学が終わったらすぐ帰ってこいと」 「違っ・・それは・・・」 「あの客には随分と好かれているようだな」 「後ろを知って他の男が欲しくなったか?」 (な!!?) 言葉の一言一言が体に刺さるように動機とともに痛みを感じる・・・ 「御丁寧に知らねぇ奴の匂いまでつけてきやがって・・・」 眉間に皺を寄せながらこちらを睨んでくる恐怖の中に腹立たしさがこみ上げてくる。 シャャャー・・・ 「っ・・・・」 頭から水が降りかかる・・・ 「一種間放置しただけで他に懐くのか?」 「違・・・俺は・・」 諒の手にはシャンプーを垂らし真っ先に後ろへと指を入れ溶かしていく。 「ひぃ・・・ぁ・・んぁ・・・」 「さすがに後ろも久しぶりだときついな」 濡れた服が肌にくっつき身体にのしかかる重さを感じるまでに身体は言う事を聞かなくなる。 それなのに俺の性器は身体に反し強く脈打ち立ち上がり始めた。 「んぁ・・・ひっ・・い!・・・・!?」 絶頂を迎えそうだった瞬間に指を抜かれ疼きだけが身体に残る・・・。 濡れた服を剥ぎ取られタオルに包まれると寝室へと運ばれた。 寝室に着くと・・・ベッドの上に落とされる・・・。 さっきまで指が入っていた後ろは俺の意思に反して求めるようにヒクついてしまっていた。 ジャラッ・・・・・ 慣れない違和感に気付くと両手を後ろに拘束されていた。 (・・・なっ・・・) 「少し反省が必要だからな」 そう言うと諒は俺の溶かされた後ろに指ではない・・丸みを帯びたものを入れてきたのが分かった。 違和感に耐え奥へと入れられるそれに震えながらも「やめて・・・」と訴えたが聞く耳を持たなかった。 カチッ (!?) 音と共に中に入ったモノが振動をしだした。 「はぁあ・・・んぁ・・はぁ・・はぁ・・・」 (な・・・これ・・気持ち悪ぃ・・) 微かな振動は焦らしながらも中を攻められ眼からは頬を伝うように滴が流れた。 「なぜ帰ってこなかった。逃げようとしたのか。」 「はぁ・・・はぁ・・・」 話そうとしても今の状態では声が出ず首を横に振り否定した・・・。 「そうか、だがルールを破った罰は受けろ。しばらくそのままだ。」 「はっ・・・はz・・・」 諒の行動に距離を感じたことが辛かった・・・。 カチッカチッ 諒が部屋を出る瞬間、振動が強くなり身体中に電気が走る。 「んぐっ・・・あぁ!!!」 ・・・・・・・・。

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