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第2話 side瑞穂

 今日は土曜日だから会社は休み! だから時間は死ぬほど?ある! オレは今モーレツに調べ物をしている。 調べて調べて調べまくってるんだ。 だって、オレは…オレは……ゲイだったんだ!!  25年間一度も意識した事なかったよ。 自分が男好きだったなんてさ。 まぁ、気がついたのは昨日だし…。  だから!オレ!今日からゲイデビューします! だってさ、女の人とその…しようと思っても出来なかったから、オレ童貞のままだし… このままだと魔法使いになれちゃうから。  で、絶賛調べ中ってわけ。 世の中には色んな世界があるんだなぁって気付かされました! 今の今まで調べもせずにオレって何やってんだよ。本当に。拗らせ舐めんなよ!! いらっしゃいませ〜いらっしゃいました〜  そして頭のネコカフェならぬニャンコカフェに戻ってくるんだよ!  今から初めての体験をしに息も息子も荒くなってやって来たわけです。 ふぅ。大丈夫かな。 大丈夫。沢山調べたし。頭は悪くない方だから丸暗記も得意! 「えー、当店のシステムは60分コース、90分コースをまず選んでいただいて〜それからプレイ内容を選んでいただいておりま〜す。」  す、スゴイ。プレイ内容が多い! しかも値段も変わるんだ…。 よし、男は度胸だ! 「あ、、あの、とりあえず、60分で…」 「あっっ!!お客様!!困ります!そちらは今っ!」  シャッとカーテンが開いたら、そこには怒り心頭の健吾がいた。 「え?なんで健吾??」 オレプチパニック!! 「…………帰るぞ」 「エッ?ナニ?え??」 おきゃくさま〜 車に押し込められて、ロックされた。 「……………」 「……………」 沈黙が痛い。 「なんで「お前はっっ!!」」 健吾が怖い。  はぁ〜っと息止まっちゃうくらい大きな溜息をついて、健吾は車を動かした。 「……………。」  そしてまた沈黙だよ。 どうしたらいいんだよ〜! 無言のまま、健吾のマンションに到着。 腕を捕られて連行された。 ◇◇◇◇  腕を捕られたままズルズル引きずられて、ベットの上に放り投げられた。 靴も脱いでないよ!  昨日からずっと健吾が怖い。 こんな健吾知らない。 涙目になっちゃうのは仕方ないと思うんだ。 「…お前、何なの?オレの事振り回して遊んでんの?」 「どういう意味?振り回してなんかないじゃん。てか靴!ベットも部屋も汚れちゃう!」  ベットに転がされたオレは上半身を持ち上げて座った。上から見下ろす健吾と涙目で上目遣いのオレの目が合ってる状態。 「……もう、いいよな…」  健吾がベットに乗り上げてきて上から被さってきた。 そして…キス… 「…… んっ … あっっ …」  息継ぎもさせてくれない激しいキス。 健吾の舌が入ってきて、オレの口腔を犯す。 激しすぎてついていけない… オレまだ素人同然なのに。 「はぁっ…はぁっ」 「瑞穂…」 壮絶な艶っぽい目でオレを見てくる。 「…ん あ…あっ…」  Tシャツの裾から手が入ってきてオレの膨らんでもない胸を揉んでくる。 胸の頂を舐めまわされて、含まれて…摘まれて… こんな所が気持ちイイなんて知らなかった。 「あっっ……っっ」 抓られたら一際大きな声が出た。 「な…なんで……?」 「瑞穂のせいだっ!!」  散々胸を弄ばれてぷっくり膨らんだ頂をピンッと爪で弾かれる。 「あっ…」  そのまま手が身体のラインをなぞって降りてきてベルトをスルッと抜かれた。デニムの前が窮屈で苦しい。 早く開放して欲しい。 「………っん 」  チリチリとファスナーが下された。 触られてもないのにボクサーパンツが押し上げられて先端に染みができていた…。 「ぃっは…恥ずかしぃ…」 顔の前で腕をクロスさせて顔を隠す… 「瑞穂…かわいい……いいよそのままで…」  パンツの上から指で形をなぞられ、取り出されてぬるりと舌で舐め上げられた。 今までに感じた事の無い気持ち良さが身体中に響き渡る。足に力が入ってピンと伸びた。 ビンビンに勃ったペニスを先走り汁ごとパクリと咥えられて頭がチカチカする… 「あ…あっっ…ん …ん… あ っっ…」  強弱をつけて上から下へジュブジュブ艶かしい音を出しながら健吾がオレのペニスを咥えてる… 健吾の唾液なのかオレの我慢汁なのかわからないくらい下半身がビショビショになっている。 「あっ…あっっ!いっあっ…いっちゃ…う」  強く吸われて身体がビクっビクッとして健吾の口でイッてしまった。 は、早いのはご愛嬌!!  ゴクリと喉を鳴らしてオレの出したのを嚥下する。 「え?の…飲んだの…?」  答えもなく乱暴に靴を脱がされてデニムを降ろされた。片足にデニムとパンツが引っ掛かったままの状態で強引にうつ伏せに転がされる。  柔らかい枕に顔を押し付けられて、頸に健吾の舌が這い回る。時々チュッと吸われてチクッとする痛みが走った。耳の中もクチュクチュ舐められてゾクゾク震えた。  腰に手を回されグッと尻を突き出すような体制を取らされると、頸を這い回っていた舌が少しずつ降りてきて背中にキスを散らした。 「けんご?…ナニ?」 「力抜いて…大丈夫だから」 「あっ…ん……」  突き出した尻にキスを落とされる。 尻朶をしゃぶられて、尻孔付近を舌が這い回った。 「あ… ちょ……きたな…いよ…んっ…」  尻孔を舌が上下して、つぷっと中に入ってきた。 尻孔を舌で犯され前に手を回されてペニスを扱かれる。 「あぁっ……っ…んっ…」 「瑞穂……っ」  気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうだ。 身体がビクッと震えもう一度達しそうだったのに急に健吾の手が止まった。 何?ととろんとした瞳で振り返るとサイドチェストからローションを取り出しトロリと掌に出していた。 「瑞穂…もっと気持ちよくしてあげる」  ローションを、纏った指が尻孔をノックする。舌で解された孔は少し柔らかくなっていてつぷっと簡単に指が一本入ってきた。 「んっ…」  腸が迫り上げられるような感覚。円を描くように優しく中を擦る。 「大丈夫?」優しい口調で健吾が聞いてくる。 「ん…あ……っっん……」  少しずつローションも足されて、中を探る指が二本になった。優しく柔らかく指をバラバラに動かされ息も絶え絶えになっていた時、ある一点を中指が翳めた。 「っっあっーーー……」  イッた訳でも無いのに頭がスパークするような感覚。身体が勝手に跳ねて少し萎えそうだった前がまた張り詰めていく。 「っここか……」  さっき翳めた一点を集中していじめてくる。腰がゆらゆら揺れてペニスからポタポタと先走りが溢れ落ちシーツに染みを作っていく。 「あっあっ…ダメッ……んっんっ…んーー」 「瑞穂のイイ所、ここだよ……」 「あっ…やめっ…やっ……んっ…」  ローションがジュブジュブと音を立て泡立ち、指が三本に増えていた。 「瑞穂…瑞穂の中に入りたい」  いいか?とカチャカチャとベルトを外しながらじっと見つめてくる健吾は獣のように息が荒い。 「……っぁ…ここ…まで…やっといて……」 「うん…ごめんな」  服を全て脱ぎ、瑞穂の足に絡まっていたデニムとパンツを引き抜いた。  背中に熱い視線を感じて後ろを振り返ると健吾のそそり勃つ黒い肉棒が目に飛び込んでくる。先端がテラリと先走りで光っているのが分かった。自分に興奮してるんだと思ったら無意識にゴクリと喉を鳴らしてしまう。 「…瑞穂……初めては後ろからの方が…ラクだと思うから…」  ローションを尻孔に垂らされ、背中にキスが落ちてきてゴム越しにでもわかるくらい熱いものが上下に擦り付けられる。 はぁ と熱い息が背中にかかる。それすら官能的に感じて背中が震えた。  背中から肩にキスが移動して跳ねそうになる身体をグッと押し付けられて、ぬるっと健吾の肉棒の先端がオレの入り口に埋められる。 「ひっ……っ…いっ…イタッ……」  身体が逃げそうになるのを上から押さえつけられて前に手を伸ばしてオレの萎えたペニスを扱く。少しだけ気持ち良さが戻って来て身体の怖張りが溶けてくるとタイミングを見計らって更に太いモノが侵入してきた。 「あっ…あっ…あぁっ…んっんっ」  痛くて苦しくて息ができない。 シーツをギュッと握り締めて出そうになる悲鳴を唇を噛んで耐えていると後ろから顎を取られ振り向かされた。壮絶な色香を纏う健吾が唇を寄せて来て噛み締めていた唇をペロリと舐めた。 噛み付くようなキスをされて、腰を進めてくる。  ズズッと肉壁を押し広げてくる感覚が気持ち悪い。普段排泄器官としてしか使った事の無い場所に逆流して入ってくる気味の悪さに、痛みなのか背徳感からなのか何がなんだかわからない生理的な涙が流れ落ちた。 「っっきっつ……」 「け…けんご…ぉ…も、むり…きもち…わる…」  グッと肩を掴まれて後ろから抱きしめられた瞬間に重量感が増え奥の壁にトンッと突き当たった感覚がして進みが止まった。自分の尻と健吾の下生えが触れ合い健吾の全てが内に収まったのが分かった。 「イッ…イタッ…いっ…」  尻孔の襞がもうこれ以上はムリだというくらいピンピンに伸びきっていて裂けそうで怖くて尻に力を入れてしまって健吾の今にも張り詰めて爆発しそうな怒張を締めてしまう。 「…瑞穂…力抜いて…っくそっ…」  痛くて萎えていたペニスに手が回ってきて扱かれ、内側のさっき見つけられた[気持ちいい箇所]を探すように腰を引かれた。 肉棒がゆっくり抜き差しされる。[気持ちイイ場所]ソコに健吾のカリが翳め身体がビクッと動き脳天が痺れた。 「――あっ…っあっーーーー!! …っっ」  ◇◇◇◇  ………アレ?アレレ?? どうなったんだっけ??  チラリと布団の中を覗くと裸の身体が目に入る。 ペニスはくったりと萎んでいて太ももとか真っ赤な痣がたくさん… あと、全体的にパリパリしてる…  えーと、結論から言うと… 健吾にいただかれたって事かな?? ベットから降りようと腰を上げ…れない! 足に力入らないんだよ!なんで?  ベットの上でウゴウゴしてたらカチャッと扉が開いた。 「…何やってんの?」 「…動けない……」 「ッフフ…」 「笑ってないでよ!」  ばかーって枕を投げたけどヒョイと避けられた。 「……なんであそこにいるのわかったの?」 「ん?瑞穂の事だからとりあえず試してみようって発想になって調べて行くと思ったからな」 「…でも居場所なんて…」 「GPS」 「っえ?」 「スマホ」 「スマホ?」 「瑞穂、スマホにした時に丸投げしてきたじゃん。あの時に設定しといた。あ、あとパソコンも遠隔操作できるようにしてある」  ………驚きの展開だよ! 全部バレてたって事!?恥ずかしい〜!! 「もう!プライバシーの侵害だよっ!」 「でも安心だろ?」 「…まぁね」 「オレも安心」 「ん?」 「オレ、かわいいネコちゃん抱く予定だったのに…」 「瑞穂が、ネコで抱かれる側」 「ネコって小さくてかわいいんじゃないの?」 「デカイけど、かわいいよ」 「!!」 「好きだよ瑞穂」 「知らなかった!!」 「もう離さない」  それからまたベットにダイブ。  …もう!何されても許せちゃうんだ。 それってそう言う事だよね。  オレがネコ。 丸くなって健吾に抱きしめてもらおう。  

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