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第四章・7

 週明け、和正は水曜日と木曜日に有休をとった。 「あの鳴滝さんが、有給!?」 「しかも、二連休!?」  仕事の虫として知られる和正の突然の休暇願は、社の人間すべてを驚かせた。  恋人と小旅行? との声は、当の本人の耳にも入って来た。 (だと、いいんだけど。まだ恋人未満なんだよね)  今回の里帰りで、道が良い方向に開けるよう、願うしかなかった。 「祐也にも無理言って、二連休取らせちゃったからな。絶対に、成功させなきゃ」  ドキドキしてきた。  でも、それ以上にワクワクしている。  どんなイベントを企画した時より、和正は興奮していた。

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