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第十一章・6

「指だけでイッちゃうなんて、祐也の身体はホントに敏感だね。どう? このお腹の内に、何か欲しいものはある?」 「あ、はぁ、はぁ……。和正さんのが、欲しい……」  清らかな祐也。  純粋な祐也。  そんな祐也の淫靡な視線に、和正はくらりと来た。  もう、その言葉、その視線だけでペニスが痛いほど張り詰める。 「じゃあ、挿れるよ」  下準備はしっかりしたが、たっぷりローションを使って、和正は祐也の内に挿入した。 「あ、はぁ、あんッ!」 「内、絡みついてくるよ。柔らかくって、すごく気持ちが悦いよ……」  正常位の祐也の脚をたたみ、和正は腰を深く曲げさせた。 「あっ、あッ! 奥、まで! すごい奥まで、挿入ってくるぅう!」

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