95 / 97
第十一章・7
二人の身体が密着し、顔も息がかかるほど近づいた。
舌を出し、絡ませ合いながら、熱くて蕩けそうなキスをする。
その間中、和正は深く激しく腰を打ち込み、祐也は淫らに身悶える。
「んぁ、あ。は、ふぅ、はぁ、うぅ! あッ、あッ、あぁああ!」
「祐也、また出しちゃったね。俺も、もうそろそろ……」
ばちゅん、と和正は大きく腰を叩きつけた。
「限界だよッ!」
「ひぁ、あぁあ! 内、熱い……ッ!」
たっぷりと和正の精を抱きとめ、祐也は首を反らせた。
「はーっ、はーっ、はーっ、……」
祐也は荒い息を吐き、ぐったりと力尽きた。
ともだちにシェアしよう!