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第15話
「やだ。ちー兄ちゃんのエッチ。でもごめんね?俺はそこあんまり感じないの。ふふっ」
「バカか?」
…眩しかった…あんなに人を思うことができるなんて…俺は…俺には出来ないから…だから…二人にはうまく行って欲しかった…でもやり方があってたのかわかんない。
傷ついた?そんなの全くないつもりだ。だってこうやってこれまで生きてきたのだから
「お前は…何でそんな…」
「でも…なんか…疲れた…」
「寝ろ。抱き締めてやっから…」
「うん…ありがと…」
「部屋のカメラはこっちで何とかするから」
「ん…」
きー兄ちゃんに抱き締められたらすぐにすっと意識を飛ばしてた…
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