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◆登場人物紹介というより小ネタ紹介

◆主人公(受け): 名前は、アリリオしか呼ばない。(家族は愛称で呼ぶ) が、アリリオが(人目があると特に)呼ばないので、作中でまだ出ていない。 勘のいい人は、ひねってないので「こういうこと?」と察しているかもしれない。 稼ぎが安定している村の成人ぐらいの体格。 鍛えていないせいで、ガチムチ村に行くと十代前半の子供と勘違いされる。 本人は自分の体格が平均だと思っている。 (比較対象が肥え太った貴族とガリガリに痩せた欠食児童なので、どちらでもない自分は普通という極端な考え方をしている) 女系一族であるエビータ出身のため男らしい習い事を知らない。 (剣術?聞いたことはありますよのレベル) かといって、女らしい習い事をしていたわけでもない。 (男なんだから、こんなこと覚えなくてもいいわよとか言われる) 姉たちにやっておいてと頼まれてやり続けていたので、刺繍はうまいし、色彩センスがいいのだが、お国柄、その技術が生きることはない。 裁縫技術は孤児院の子供たちの服の修繕などに役立っている。 ◆カーヴルグス・ヴィクト・アリリオ(攻め): ヴィクトの称号はガメメを倒して手に入れた。 (主人公と婚約が決まった後とはいえ、史上最年少授与) 兄が亡くなり、次期当主(候補)になったが母は弟を当主に推していた。 強力な異能は貴族の誉れであるという常識で冷遇を受けているが、 不遜な態度でそれを感じさせない。 民衆から人気はあるが、ファンサービス的なことはしない。 (主人公がアリリオ名義でこっそりすることはある) 体格は主人公よりも圧倒的にいいが、着やせするタイプ。 筋肉隆々ガチムチ村にいるとやや細身に見られるかもしれないが、子供あつかいされることはない。 女顔ではないが美人なので、女装は似合わないが違和感は少ない。(微妙なニュアンス) カーヴルグス公爵家の戦闘メイド(筋肉女子)を背後におくと、 服装によっては、大柄な女性だと思えるかもしれない。目の錯覚である。 婚約期間中、英雄になりたてで仕事が多く、主人公と会えないので文通をしていた。 アリリオが書いた便箋5枚に対して、主人公1枚(ときに一筆書き仕様)の返しだったため、 (より多くの返信が欲しかったのか)30枚ほど書いて送ったことがある。 (大作にどうしていいのか分からない)主人公からの返事はなかったので、当然激怒した。 現在も家を空けるときは、手紙のやり取りは継続しているが、孤児院の子供たちへの返信のほうが分量が多いと思っている。 大人なので他人への手紙禁止令など出さず、我慢しているが、思い出してイラっとしたら、その場のノリで主人公に意地悪はする。 ◆執事(ピネラ): 主人公から名前を一切呼ばれないのは、それほど世代が違わないから(ピネラの方が上だが気さくなので世代を感じさせない)親しくできると思ったら、避けられたからである。 仲良くできると期待していた分だけ、主人公はショックだったらしい。 公爵家当主から必要以上に近づくなと念を押されている事実など主人公は知る由もない。 元々はアリリオの兄の遊び相手(のち補佐)だったので、 アリリオにお兄さん風を吹かせたいが、冷風を浴びせられるので、強い態度には出ない。 ピネラが「あー様がそんな自信をもって言い切るなら、そうなのかもな」と、アリリオの意見に賛同しているせいで、主人公が厄介な目に合うことに気づいていない。 (主人公と違ってアリリオをポンコツクズとは思っていない。ピネラにとっては、言葉足らずで不器用だけど、超優秀な愛妻家の主さま) ◆リーとライ: ガチムチ女子たち。元々は貴族令嬢だが、家とは縁が切れているので、姓はない。 鍵がかかっていても素手で扉をこじ開けられるぐらいの猛者。 馬車に走ってついているのは朝飯前と言いたいところだが、食べないと力が出ない派。 体の大きさから中に誰かがいて、動かしているのではないかと疑われている。 公爵家の数いる使用人たちの中でも大柄な二人。 普通の街中にいると二度見される。 公爵領内では「カーヴルグス公爵家の使用人さん」と一目で分かるので、子供たちに群がられたり、大人気。 元貴族令嬢なので、異能について言及をしたいところだが、本編であるかもしれないので伏せておく。 ちなみにリーとライに限らず戦闘メイドたちは二人一組で行動する。 (戦闘メイドは一般的な単語ではないので、主人公は使わない) ◆乳母(ファーラ): アリリオの乳母。ピネラの母親。 健康的な美人だったが、大奥様(アリリオの母親)が亡くなったてから老け込んだ。 (悪夢の中では主人公が亡くなってから、さらに老けた) 領地を持たない伯爵家の末の娘で、アリリオの母親とは幼なじみと言える間柄。 大旦那様(アリリオの父親)は冷たいと思っている。 ◆ベラドンナ・ビジョーア: 主人公から、悪夢ではスピード懐妊だったのに、現実ではスピード解任になったと思われている人。 ◆第一王子(王太子): エイプリルフールネタ(以前、拍手にあった)を読んだ人は、分かるかもしれないが、絡み方がうざい。 ◆第二王子: 実際に会うと印象が違うかもしれない? ◆第三王子: 出番はないかもしれない? ◆息子: 実はすでに名前を決めているが、作中で出てくる日があるか謎。

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