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地味な俺と不良高校最強のド直球男の両親へのご挨拶③(※R-18)

蓮さんは俺の上半身を脱がせてから、優しく俺を押し倒す。そして、俺にキスをしてから、安心させるように俺の頭と頬と肩を撫でる。 俺は少し不安になる。俺、女の子じゃないけど、蓮さんちゃんと勃つのだろうか。胸もないし、玉はあるし、蓮さんほど立派な身体してないし。 蓮さんの大きな手が肩から鎖骨を通って俺の胸に移動する。 胸の突起を手が掠めて俺は少し身じろぎする。 「感じるか?」 蓮さんの長い指が俺の乳首を弄ぶ。 「えっちな気はする・・・。」 感じているかどうかは分からないが、なんかすごいエロいことをしているような気はする。あと少しくすぐったい。俺は首を竦める。 「ゃあっ。ふっ。」 今度こそ声が出た。 ちゅっと言う音とともに、蓮さんが俺の耳たぶを軽く甘噛みしたと思ったらぴちゃぴちゃという水音と粘膜の感触が俺の耳にダイレクトに伝わる。蓮さんが俺の耳を舐めているのだ。 待って。待って。これは、待って。これはエロい。 俺は目をギュッと閉じ手を口で押える。 いや、逆効果だった。目を閉じたことで更に耳への刺激を余計に感じる。 蓮さんはぴちゃぴちゃと俺の耳を舐めながら、同時に俺の乳首も弄る。さっきまでの撫でるような手つきとは違い、指でつまんだり、指の腹で転がしたり。 「んっ。」 俺は身体を震わせながら必死に声を押し殺す。乳首もじんじんとしてきた。あれ、俺、乳首も感じてる? 耳からの快感も胸からの快感も身体中を支配して、下半身に熱を集める。 俺は固くなってきたそこを隠すように大腿をすり合わせる。 蓮さんはそれに気づいたのか俺の下着を脱がそうとする。 「あっ。待って待って。蓮さん。」 俺は必死に懇願する。 蓮さんがこちらを伺うように見る。蓮さんも俺ほどではないが、息が荒い。 「部屋、暗く、して。ちょっと、駄目だ。やばい。」 このまま下着を下ろすのは、恥ずかしすぎる。蓮さんはかろうじて近くで俺顔が見えるくらいまで部屋の明かりを暗くした。 「あ、あんっ。」 蓮さんは俺の下着を下ろして、俺の固くなったペニスをやわやわと触る。その刺激で、俺のペニスもじんわりと濡れていく。蓮さんは、俺のペニスを片手でしごきながら、器用に片手で乳首を弄る。 あっ。まずい。 だんだんと蓮さんの触る手つきが激しくなる。蓮さんの指がペニスの先端を刺激する。 「蓮さん、待っ、ん、んっ、あっ。」 口に出した後はもう遅かった、俺は蓮さんの手の中で射精した。 やってしまった。 「誠、可愛い。」 蓮さんはそう言って、ぜーはー言っている俺の頭を撫でなかがら俺に再びキスをする。 快感と恥ずかしさと、めいっぱい甘やかされる心地良さにもう、おかしくなりそうだ。 俺は、恥ずかしさを隠すために蓮さんを抱き寄せる。蓮さんが俺に体重をかけるように覆いかぶさる。蓮さんの固くなったものが俺の腹部にあたる。良かった。蓮さんもちゃんと興奮してる。 俺は、下着越しに蓮さんの固くなった性器を触る。 思った通り。大きい。入るか?これ? 「誠。あんまり、煽るな。」 蓮さんが荒い息のまま、たしなめるような声をだす。 「蓮さん、挿れて。」 俺は甘えるように懇願した。 「痛かったら言え。背中向けてくれるか?」 俺は蓮さんに背中を向ける。 「ひゃっ。」 尻に冷たいくてぬるぬるしたものがあてがわれる。蓮さんの指が俺の後孔にゆっくりと入っていく。 なんというか圧迫感が。これ、大丈夫?さっきの蓮さんの入る? 「大丈夫か?」 「うん。」 蓮さんの指が俺の後孔の中を確かめるように動く。 片方の手で芯をもった俺の乳首を弄るから、胸への刺激と肛門への刺激でよく分からなくなる。さきほどイったばかりだというのに、俺の下半身は再び熱を帯び始める。 「あんっ。」 俺の後孔をまさぐっていた蓮さんの指がある一点をかすめたとき、俺は再び声をあげた。 蓮さんはその一点を執拗に責める。 「待って。あ、そこ、やぁっ。」 またしても快感が俺の身体中を支配する。やばい。これはやばい。さっきのとはまた違う、なんていうか、身体の内側からくるような快感が押し寄せる。 「誠、声、我慢しないほうがいい。」 蓮さんが俺の耳元で言う。その刺激さえ、今の俺にとってはやばい。 なんか、全身で感じるようになってしまった。 後ろに入る蓮さんの指が1本2本と増えていく。圧迫感は少し増す。 そして、蓮さんは俺を後ろから抱きかかえ、俺の腰を少し持ち上げる。 蓮さんのモノが俺の尻にあたる。 「んっ、いっ・・・」 蓮さんのペニスの先端が俺の孔に挿ろうとする。痛いと言おうとして口を閉じる。ここで、痛いなんて言ったら蓮さんは絶対途中でやめるだろう。 案の定、蓮さんの動きがとまる。 「蓮さん、挿れて。俺は、大丈夫、だから。」 俺は息を乱して言う。 「今度に、しようか。」 俺を後ろから抱きしめて優しく言う。蓮さんの固くなったモノがダイレクトに腰にあたる。そこまで固くしておいて、今度だなんて冗談じゃない。 「やだ。挿れて。」 「誠が、痛いのは嫌だ。無理はしないほうがいい。また、次すればいいから。」 「俺は、無理してない。今がいい。挿れて。お願い。」 今度がいつあるのかなんて分からない。今やらないことで後悔することもあるかもしれない。 蓮さんは宥めるように俺の頭を撫でる。 「誠、大丈夫だから。俺はいなくならないから。突然いなくなったりしないから。」 「そんなの、分かんないじゃん。」 俺は少し涙声で言う。エロいことをして、喘ぎまくっているせいか、感情が昂っているのかもしれない。 いつ蓮さんがいなくなるかなんて分からない。 もしかしたら、これが最後になる可能性だってゼロじゃないんだ。今まで当たり前に、隣にいた人が、突然いなくなることがあるんだから。 「蓮さん、お願い。どんなに痛くてもいい。蓮さんのこと全部受け止めたいから。今、蓮さんと一つになりたいから。蓮さんのことも気持ちよくしたいから。お願い。」 俺は涙ながらに訴える。 連さんはしばらく迷っていた。 「蓮さん、お願い。」 俺は蓮さんのほうを向いてキスをする。 蓮さんは俺のキスを受け止めた。 「分かった。本当に我慢できなくなったら、ちゃんと言え。」 そう言って蓮さんは俺を再び背後から抱きしめた。 そして、俺の後孔に固くなった、モノをあてがった。 蓮さんのモノが俺の中に入ってくる。 「うっ、あっ、あ゛っ。あ゛ぁ。」 痛い。熱い。 俺はほとんど叫ぶように声を出す。蓮さんは俺の中に入りながらも、俺のペニスを弄り、俺を少しでも気持ちよくさせようとする。 前への快感と後ろの痛みと、中の圧迫感と。いろいろなものがごちゃごちゃになって身体が壊れてしまいそうだ。 でも、凄く、幸せだと感じた。 痛みを伴うことだとしても、幸せだと思えることがあるんだと、俺は今日初めて知った。 しばらく、俺の中で動いていた蓮さんも達したらしい。良かった。 俺達はしばらく、ベッドで横になっていた。二人とも汗だくで疲れきっていた。 セックスとは気持ちがよいだけではないらしい。 「誠、一つお願いがある。」 蓮さんが口を開く。 「俺が誠の前から突然いなくなる可能性はゼロじゃない。それは誠が身をもって感じていることだから。 でも、それでも、俺がずっとお前のそばにいる未来を信じてくれないか。 俺がいつかいなくなると、怯えながら生きるんじゃなくて、俺とずっと一緒にいられることを信じて生きてくれないか。 先のことは分からない。でも、独りになってもいいように大切なものをつくるだけじゃなくて、これから先も一緒にいるために、二人で大切なものをつくっていきたい。」 俺は蓮さんの言葉を黙って聞いていた。 ずっと二人で一緒にいることは難しい。そう言った母さんもかつては、父さんとずっと一緒に過ごせることを、父さんと二人で生きる未来を信じていたのだろうか。 父さんがいなくなることなんてないと思っていた。でも、父さんはいなくなった。 蓮さんは本当に俺の前からいなくならない?蓮さんとの未来を信じて本当にいいのだろうか。それで、蓮さんがいなくなったら、俺は今度こそ耐えられないんじゃないだろうか。 俺は蓮さんの瞳を見つめる。蓮さんも俺を見ている。 でも、それでも、蓮さんとの未来を信じたい。それで、将来自分が傷付いても、それが痛みを伴うことだとしても、俺は蓮さんの全てを受け入れられるようになりたい。 痛みを伴うことでも幸せなことはあると、今日蓮さんと抱き合って、知ることができたから。 「難しいけど、蓮さんが望むなら。そうしたい、とは思うよ。」 俺はなんだか煮え切らない返事をする。まだ断言できるほど、俺は強くはないから。 でも、蓮さんのためなら俺は強くなれるのかもしれない。 「ありがとう。誠。好きだ。」 蓮さんが俺を抱きしめる。その声が少し震えていた。蓮さんも泣いているのかもしれない。 強くてかっこいい蓮さんでも、泣くことがあるのか。 「俺も。好きだよ。蓮さんのこと。」 俺達はそのまま抱き合った。 疲れていたのか、そのまま二人ともいつのまにか眠っていた。

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