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「…ほんとオレ、物凄い人に好きになってもらえたんだなぁ…」 「あ? 今なんか言ったか?」 「ううん何でも……ね、でもさ」  どんどんどんどん彼を愛しく思う気持ちが自分の中で大きく膨らんでいくのを感じると共に、オレを想ってオナニーをしてくれているという疾風くんのさらけだされた目の前の肢体をチラリと見つめ。 「っ、あの……オナニーする時って、下だけじゃなくてお…おっぱいも弄ってたりするのかな、疾風くんは」 「は? ……っ!!」  ゴクリ、  視線を少し下げた先、彼の胸にぽちりと主張している二つの赤い果実に喉を鳴らしながらオレがそう問うと。 「っ……ある、」 「そっそうなの…!?」 「い、いつぐにしてもらうの想像しながら…っいつも弄ってた…」 「っ、」  恥ずかしさ全開の表情でもって、疾風くんは小さく答え。  ズクリと、それだけでオレのちんこはまた大きくなってしまうのであった。 「…疾風くんの乳首…ちょっと小さめ、なんだね」 「! ……いつぐは、大きいほうが好き…なのか」 「えっううん別にそういう好みとかはないよっ……むしろその、疾風くんの乳首…すっごく可愛いし」 「かわっ……か、可愛くはねぇよ」 「可愛いよ、めちゃくちゃ可愛い。それにさ、もし疾風くんが乳首小さいの気にしてるんだったら、オレがその乳首たっぷり触って弄って舐めたりすればおっきくなるかもだよっ!」 「なっ…ばっバカじゃねぇの!! ……っ、でも、いつぐがしたいってんなら…俺のち、乳首…おっきくなるまで舐めていい…ぞ」 「――…はっ疾風くんっ…!!!」 「うおっ、ちょっいつぐっ……ひゃんっ♡♡♡」 『据え膳食わぬは男の恥』って、もしかしてこういう時に使うのかな……なんてふと頭をよぎったことわざの意味を考えつつ、オレは顔を真っ赤にし罵倒しながらも自身の胸をくいっと上に向けるようにしてまたもそんな誘惑めいた言葉を放ってきた疾風くんの小さく淫らな粒に、気づけば強く思いっきり齧り付いていた。

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