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「んああっ…♡♡♡」
「えっ、わっごっごめん痛かった…!?」
「っ、大丈夫、だ…さっきまで自分で弄ってたから、」
「たっ確かに…疾風くん、さっきは後ろに自分の指結構奥まで挿入れてたもんね、こうずぼっと…」
「ぐっ、だ、だからそうハッキリと言うなっつーの…!!」
「あっごめんつい…」
「ったくほんとオマエは……っ、でも、自分のといつぐの指じゃ…やっぱ全然気持ちよさ違うんだな」
「えっ…そ、そうなの?」
「おう……自分でするのより、いつぐの指のほうがすげぇ気持ち、よかった…♡ 多分もう、自分のじゃ満足できそうも、んっない♡♡」
「っ……疾風くん、ほんと今そういうコト言わないで……マジで触らずにイっちゃうところだったんですけどっ…」
「! ははっ、頑張れ童貞♡♡♡」
「ああっもう、ほらまた刺激するコト言ってくるぅ…!!」
首筋に噛みつくようなキスを送ったあと、もう一度糸の引くようなぐちゃぐちゃな濃厚べろちゅうを交わし、互いに息を乱しながらも、疾風くんの震えるアナルに、オレはゴクリと喉を鳴らしつつそっと自身の指を這わせた。
ここはサッカー部の部室なため、ローションなどというモノは存在していない――そもそも童貞のオレは、そんなモノ自体持ってはいないんだけどさ。
だからべろちゅうで口にたくさん溜まったどちらのかわからないたっぷりの涎をぐちゅっと右手の人差し指に垂らし、ずぷり…と、ゆっくり彼の卑猥な部分へとまずは第一関節まで指を進ませていく。
……っ、疾風くんのお尻の中、すごくあったかくて……何だか挿入れてるだけで、気持ちよくなってくる。
「はぁ…疾風くんどうしよう……オレ、指一本挿入れただけなのに、ちんこがまた痛くなってきたよっ…」
「っ、まだ爆発させんじゃねぇぞ……コレは、はぁっ♡ 俺の中で、いっぱい暴れまわってもらう予定なんだからなぁ♡♡」
「うあっ♡♡ ちょっ、疾風く、膝で擦るの禁止だからぁ…! っ、もうっそんな悪戯する疾風くんにはっ…!!」
「あああっ♡♡♡ やっ、いつぐいきなり奥はぁっ…♡♡」
「うっ、奥熱っ…♡ はっ、すごいよ疾風くんの中、何だかうねうねしてる感じがするっ、やっぱり指挿入れてるだけでイっちゃいそうだっ♡♡」
「んあっ…あっ、ふぁぁ♡ いつっいつぐのゴツゴツの指奥きてるぅ♡♡ あっダメ、ダメそこダメぇ♡♡」
「ふ、うっ…疾風くん気持ちいい…!? オレっちゃんとキミのこと気持ちよくできてる…!?」
「あぁぁん♡ 気持ちい、気持ちいいからぁ♡♡ いつぐっ、いつぐもっと奥オマエの指でずんずんいっぱいしてっ♡ もっと、ああっ♡ いつぐの指で俺のおまんこぐちゅぐちゅにしてくれよぅ…♡♡」
「っ、はっ疾風くぅんっ…!!!」
「あああんっ♡♡♡」
天然でどんどん煽ってくる疾風くんの卑猥な誘惑台詞と艶めかしくその身体を揺らす仕草、そしてヒクヒクぱくぱくとオレの指をいやらしくのみこんでいく彼のアナルの奥の気持ちよさに、じゅわり…と、ズボンの中のオレの息子が我慢汁を溢れさせ、下着に染みを作っていくのを肌で感じ取る。
じゅぷじゅぷっ、ぐちゅぐちゅ、じゅぽじゅぽっじゅぼっ♡♡♡
たまらず指を一本から二本、次いで三本と増やし、できるだけ傷つけないように優しくしようという心遣いはどこへやら、気づけば興奮しきった状態で、彼の名を呼びながら一心不乱に疾風くんのアナル――けつまんこの中を指でめいっぱい犯していった。
そして上、下、右、左と縦横無尽好き勝手に動かしていた指が、何かある一点を掠めた瞬間。
「ひゃああん…♡♡♡」
「えっ…!?」
疾風くんが一際大きく甲高い声をあげ、同時にビクンっと真っ赤に染まった身体を激しく跳ねさせたのだった。
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