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第7話
独歩の身体中にキスをしながら、服を脱がせた。
露出する部分がとても艶かしく、そして細過ぎだけど割れている腹筋に触れながら臍にキスをしたとき、
「ああっ……」
独歩はパンツの中で射精していた。
「どっぽちーん、オレまだなにもしてないけど?」
まさか身体にキスをしただけでイッちゃうくらいのエッチな身体になってたなんて。
「そんなにキモチイイ?」
「やめてくれ。……お前に羞恥はないのか」
「二人っきりなのに、恥ずかしいんだ?かぁーわいー!!」
オレは濡れちゃった独歩のパンツをおろして、チンチンにキスをした。
「やめっ!!」
「身体のどこかしこも性感帯って大変じゃない?こんなにエッチな身体にしちゃったのオレだよね?責任取らして」
独歩の足に絡みつく湿ったパンツを脱がせてから、チンチンを口に含んだ。
「ひっひふみ」
抵抗は全くなく、むしろ彼はオレにされるがままだった。
独歩が今抵抗をしないのはオレへの罪悪感だって分かってて、それならいつもより悦くしてあげたいと思って、そのまま穴に指を挿入れた。
「ひぁっ」
チンチンと穴を当時に攻められるってどんな感じだろう。
スゴいキモチイイと感じてくれたらいいな。
誰と寝てもいいから、一番快感を感じるセックス相手はオレがいいな。
オレは独歩としかこんな行為したいと思わないのに、独歩はオレの他の誰かにも淫れてるんだと感じると、心の中に独占欲が生まれた。
愛を売るオレが感じる資格なんてない感情。
そんな感情を押し流しながら、前立腺を攻めた。
「あっ、あっ。だめだ……、ひふみぃ」
「なにがダメ?」
「おまえが、よくなってないのがだめだっ」
快感に負けちゃってる独歩の唇からだらしなく唾液が滴っていた。
下の口も上の口もだらしないとか、本当に可愛過ぎる。
「じゃあ、オレも気持ちよくなっていい?」
オレがそう言うと、独歩は両手で足首を持ち上げて誘った。
「ここに、おまえのぺにす。……いれてくれ」
その光景にオレはとてつもなく滾った。
オレのチンチンは独歩に何もされてないのに、ビンビンに反応していた。
「エッチなどっぽちんが憎いよ」
そしてこんな姿をオレ以外にも見せているのが憎かった。
こんなエッチな身体の独歩が憎かった。
せめてこんなエッチになったのは、オレのせいだって思うことにした。
オレは前向きじゃなきゃ、独歩が救われないから。
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