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第9話
独歩の穴はオレのチンチンを食いちぎるくらいの締めてくれたけど、幸いオレは萎えてなかった。
独歩はチョー気持ちよくイッたけど、オレはまだイッてないし、緩やかな動きをそのままピストン運動を始めた。
「ま、まってくれ!!」
「待つなんて、そんなオレっちに理性なんてないっつーの」
オレは独歩の唇にキスをして、その間もピストン運動は止めなかった。
こんなにエッチな恋人を前にして、理性が保てる男っていないんじゃないか?
それに独歩は仕事でオレ以外の男とも枕営業しちゃってるんでしょう?
さっきも言ったけど、ヤキモチくらいはやくし。
「どっぽちんの中めっちゃキモチイイ。中に弾力があってさ、……エッチすぎじゃん」
「えっちな、わけ……ない!!」
「エッチじゃなきゃ、どーしてこんな身体なの」
「あっ、あっあっ」
独歩、オレはエッチだよ。
三日に一回は独歩を想像して、ヌいてるし。
土曜の夕方独歩をエッチに誘うのが日課になってる。
本当はそれだけじゃ足りない。
独歩が接待で悪酔いして帰ってきた日も、解放と称して風呂に入れてあげてからエッチする。
枕営業なんてしないでってオレが言ったら、独歩はしないだろうけど、オレに言う資格なんてないから。
違う言葉を独歩に浴びせた。
「どっぽのエッチ!!……どっぽのスケベ」
「っだめだ、ひふみ。おかしく、……なるっ!!」
オレは独歩の身体を抱き上げて、思い切り奥を攻めた。
おかしくなっていいよ。
「オレでおかしくなってよ」
独歩がおかしくなったら、オレが養ってあげるから。
寧ろそのほうがいいとすら思ってるし。
でもオレにはそれを言う資格はないから。
「独歩、……やっぱ好き」
オレはその告白と同時に、中で果てた。
それでもオレは荒い息を吐きながら、独歩を攻め続けた。
この行為は、あと二回オレが果てるまで続けた。
このくらい付き合ってくんなきゃ、枕営業のレシートを見付けちゃったオレの気持ちが治まらなかった。
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