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遠距離恋愛編~再会~(1)※R18

2月下旬… 成田空港到着ロビー 「珊瑚っ!!」 恋人の姿を見つけた翔はすぐに駆け寄り、人目も憚らずに抱き締めた。 「…お待たせ。」 「本当っ! 3ヶ月振りだよ? 抱き締めてるだけで勃ちそうなんだけどっ! 本物だよなっ? あーっ、もうここでキスしていい?」 「…止まんなくなるからダメ。」 ストップとそっぽを向いて口元を避けられる。 相変わらずツンツンな対応に翔は少し残念がって、珊瑚から身体を離した。 腕から離れかけた恋人の右手を素早く取ってしっかりと繋いだ珊瑚は、少し背伸びをして翔の耳元に囁く。 「…早くホテル行こ?」 「っ!!はい、喜んでっ! えっと…こちらですっ! あ、荷物持つね。」 「ありがと。」 「ってか珊瑚…痩せた?」 「絞っただけ。 今、腹筋いい感じなんだー。 …見たい?」 「見たい、触りたい、舐めたい…っ!」 「(笑) ホテルどこ? テキトーにラブホ?」 「まさかっ! すぐだよー! ちょっといい部屋取っちゃった! 早く行こー!そしてヤろう!」 「声デカイよ(笑)」 一瞬だけキスをして、手を繋ぎながらスーツケースを転がして歩く。 それからすぐに翔の車で移動したのは空港近くのビジネスホテルのスイートルーム。 先に翔がチェックインを済ませていたので、そのまま上層階の部屋へ直行する。 しかし、せっかくの景色を楽しむ前…部屋のドアを閉めた瞬間に振り向いた珊瑚に激しいキスをされて驚いたのは翔の方だった。 「あっ、うわ…っ、ちょっと…珊瑚?! えっ、うそ、もういきなり? うっ…あ…っ!」 そのまま跪いて翔のベルトを外しにかかる珊瑚…あっという間に下着も下ろされて、本気の口淫が始まる。 「う…、やっばい…っ! あ、イクっ!」 「ん…。」 そのまままた口付けられて、口内に広がる青臭い味に顔をしかめる翔… 「マズっ! 自分の味のキスとか…(苦笑)」 「翔の味…。 早いし、濃い…溜めてた?」 「もうすぐ会えると思ったら勿体なくて…! ほら、年の差っつーハンデがあるし?(笑) ね、脱がせていい?」 「キスしたまま脱がせて、手繋いでキスしたままシャワー連れてけ。」 「え、難しいな…(苦笑) でも可愛いからやろ。 一緒にシャワーとかスゲーレアっ!」 「…ローションとかは?」 「もうセットしてある。バスルームにもベッドにも!あ、タオルも持ってきたよー。」 「さすがっ(笑)」 バスルームにて… 「ん、あ、っ! ハッ…、ぁ…っ!っ!」 「えっ? あ…もしかして挿れただけでイッちゃった?」 「は、ぁ…っ うるせぇよ…! こんな長い期間SEXしてないの初めてなんだからしょうがないだろ…っ!」 「かっわい…っ! ん、中めっちゃキツいね。 ガンガンやっちゃって大丈夫…?」 「ん、いーから…っ!」 立ちバッグで珊瑚を攻め立てていく翔…。 壁についた右手を重ねながら、左手は鍛え上げられた腹筋や横腹に伸ばし、久しぶりに珊瑚の中を堪能する。 「オンラインもいいけどさ…! やっぱ本物が一番だね…っ! 最高…っ!」 「ぁ…ッ!くッ、ぁ…あ…っ!」 珍しく上擦った喘ぎを洩らす珊瑚が可愛くて、激しく奥を突く翔…。 「ん…。マジ、今夜は3ヶ月分頑張る…っ!」 「変な気合い、見せてないで集中しろよ…っ!」 「ごめんー。 逢いたかった…っ! 珊瑚…っ!愛してる…っ!」 2人は何度もキスを交わしながら、逢えなかった分の隙間を埋めるようにお互いの身体に触れ、何度も身体を重ね続けた…。 「…いい加減飽きない?」 ベッドに裸のまま寝転びながら、ルームサービスで頼んだサンドイッチを摘まむ珊瑚は翔にそう訊ねた。 丸1日以上抱き合い続けて、流石に珊瑚も落ち着いたが、翔はまだ続けたい様子だった。 「えっ?! 別に…飽きないかなぁ。 次…もうちょい待ってね。何するー?」 「……。じゃあ俺が上やっていーい?」 「…っ!いや、俺ってば、イベントLIVEがあってですね…?ほら、凪たちとも一緒なんだよって話したでしょー?」 「あー…。言ってたね。」 「あの…!だから…っ、される方はちょっと…!」 「…散々人のことヤッといて何言ってんの?」 「えっと…!仕事に差し支えるのは…」 「じゃあ一回だけ。…それならいーよね?」 「……はい…。」 なんとかお互いの妥協点を見出だす2人… 「オスっぽい俺も好きだもんね?」 「好きです! でも、もう無理っ! っ!イカせて…っ!」 しかし珊瑚の一回は何度もイク寸前で焦らしながらの長期戦となり、翔は半泣き状態だったとか…。

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