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大輝の家へ 2
エレベーターで上がって、大輝の家の前に付く。
おじゃましますっ言いながら部屋に入ると、綺麗なリビングが見えた。
「誰もいないから、リビングでもいいけど、ゲームとか俺の部屋にあるからさ」
とか言われて大輝の部屋に通された。
「あまり広くない部屋でごめん。あ、飲み物とか持ってくるから。そのへんに座ってって。ベッドの上でもいいよ」
まあ、広くないっていってもこんなもんだよね。僕の部屋もこんなぐらい?
つか、早くゲームやりたいよね。あのゲームほんと人気でさあ。すぐ売れきれちゃって予約しとかなかった事を後悔したんだよな。
大輝が部屋から出て行くとすぐ脇にあったベッドの上に座ってみた。
ベッドは結構柔らかくってなんだか座ったら、ふわっとした感じんで少しひっくり返りそうになって焦る。
その様子を大輝に見られていたみたくて、くすくす笑われた。
何時の間に戻ってきたんだ?
「……大輝」
「あ、わるい。なんだかちょっとかわいいとか思った」
「かわいい?」
「あはは。あ、飲み物、コーラとお茶だけど、どっちがいい?両方持ってきた」
「あ、じゃ、お茶」
「お茶なのか?フツー、コーラじゃない?」
「なんで?」
「なんでって??」
そこで、大輝が黙った。
あれ?何で?ここで黙るんだろう?
僕をじっと見つめて
「ねえ、今日、ここに来る理由ってわかってるよね?」
とか言いだした。
「え?ゲーム……じゃ…」
と、言い終わらないうちに僕の唇にそっとキスをしてきた。
え?
これって?
そのまま、ばふっという感じにベッドにそのまま押し倒される。
ええ?
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