32 / 37

第32話

 あの日以来どこかおかしい。 「口でイかせてくれないならこっち使うけど」 「だめ……無理っ」 「我儘言える立場だっけ……? 無理かどうか見てやるからテーブルに俯せてこっちに尻見せな」  乱暴に腕を引かれ、操られるままにテーブルに俯せる。それから尻を高く上げさせられ、つま先立ちになった。 「子供みたいな色」 「えっ、や……あ、んっ」  指じゃない感触が秘所を這う。湿った柔らかな感触は舌に違いない。シオさんは俺の蕾を舌先で舐め、潤していく。

ともだちにシェアしよう!