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case 康 3

 暁に裸になるように言われ、康は躊躇いがちに服を脱ぐ。これからされることを想像して兆しつつあるペニスを晒すのは恥ずかしかった。  暁は康の脚を開かせると、具合を確かめるように菊門に触れた。指で撫でられ、少しばかり開かれると、中からゼリーがこぼれる感触がして、康は小さく声を漏らす。 「ちゃんと準備してきたな」  暁は言って、康の後ろに回って康の両脚に手をかけ、腰を上げさせた。 「あっ……暁さん……っ!」  羞恥を強める格好をさせられて、康は思わず声を上げる。声から不安を読み取ったのか、首筋にやんわりと唇を押し当てられた。 「これが何なのか知ってるんだろう? これからはいつでもこれを使えばいい」  そう言いながら、暁は康の菊門を機械に取り付けられたディルドにぴたりと当てた。ディルドもすでに潤滑剤で濡らされていて、冷たい感触に康は身を震わせる。  この機械がどんなふうに自分を犯すのか、わかっていながら康は抵抗できなかった。躾けられた身体はすでに菊門を犯されることを期待していたし、暁が求めていることだと思うと拒むことは気が引けた。  暁が機械のスイッチを入れ、ディルドが前後にゆっくりと動き出す。柔らかくぬめったそれは康の菊門を撫で、簡単には侵入してこなかったが、押し当てられる性具の感触に康は息を詰めた。  暁はいっそう康の脚を開かせて、ディルドの先端が菊門の中心に当たるようにする。何度目かのピストンで、とうとうその先端が康の中にずぷりと入った。 「やんっ……!」  つい高い声が出て、康ははあはあと息をつく。柔らかなそれはすぐに康の中から出ていったが、しかし暁は休むことを許してはくれなかった。  康の身体を抱え直すと、ピストンの動きに合わせて、暁は康の菊門にディルドを深く挿してしまった。 「やあっ……ああんっ……!」  深く挿さったディルドはもはや抜けることはなく、康は菊門を擦られ、奥を突かれ始める。緩やかながら、絶えず動くそれに康は息が上がるのをどうすることもできず、暁の腕の中で震えた。  康が快感に息を乱し始めたのを見て、暁はピストンの速度を上げた。 「あっあっやっ……あっだめです……あぁっ……」  ずぷっずぷっと一定のリズムで、陰茎を模したそれが康の菊門に出入りする。機械の駆動音と、康の喘ぎが絶えず部屋に響いた。 「俺がいないときでも、いつだって、こうしてメスになる練習をするといい」 「あっ暁さっ……!」 「練習だから射精してもお仕置きはしない。でもメスイキできるようにがんばるんだ」 「あき、らさ……あっあっ……あっやぁん……!」  偽物のペニスに突かれながら康は喘ぐ。太いもので奥まで擦られると、とても頭が働かなかった。 「や、やだぁ……っ……気持ちいいよぉ……!」  たまらず声にしてそう言うと、暁がわずかに笑ったような気がした。 「一人で練習するときも、声を我慢せずに、素直に鳴いて気持ちよくなれ」  ベッドの中でも、康がシーツを噛んだりして声を耐えようとすると叱られた。菊門を深く犯されたときに自然と出る、高い泣くような声が暁は好きらしかった。突かれる度にあんあんと鳴くと、いい声だと言ってますます責めてくれるのだ。 「やっあんっ……やっ……暁さっ……! もうおしりだめ……イッちゃう……!」  機械は休むことなく康の最も弱い場所を犯し続けていた。男性器の形をしたそれは康の内側を容赦なく責め立てて、康を高みに押し上げた。 「やだ……! やだ出ちゃう……! 止めてぇ……!」  言うと同時に、耐えかねた康のペニスは、ぴゅっと白いものを吐き出した。それは奥を突かれる度に、ぴゅっ、ぴゅっ、と幾度も続いて、康は泣き声を上げた。 「あっあっいやあ……! あっもう奥だめ……おねがいとめて……!」  しかし暁は、康が射精しきるまで機械を止めてくれなかった。ペニスの先に精液が溜まって、流れ落ちるまでを見つめられ、康は喘ぎながら快感ばかりでなく羞恥にも泣いた。  康のペニスがすべて吐ききって力なく下腹の上に横たわってようやく、康は機械の責めから解放された。 「……はあ……はぁ…………あき、らさん……」  ぐったりともたれかかりながら、弱い声で名前を呼ぶと、暁は康の顎を上げさせて唇を吸った。 「……ちゃんとメスになれるように練習するんだ。いいな?」  康は声を出せずに、ただ頷く。この家に来てから、暁の前で射精しても叱られなかったのは初めてだった。

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