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第5話 義兄の本音

「奏多もお医者さんになりたいんだー。 僕達と一緒だね」 「美澄さんの影響ですか?」 奏多達は部屋に入った後、将来について 話していた。美澄は病院の院長で 息子達を後の後継者にする為に 進学校に通わせていた。 「奏多も僕達と同じ学校に通うんだよ。 兄弟皆で登校できるね」 「う、嬉しいです。僕一人で登校してたから」 奏多は満面の笑みを浮かべて義兄達を 見ていた。一緒にいるだけで心強く感じた。 「明日の朝、俺達が起こしに来るから 制服を来て準備しくように」 「はい、分かりました」 話が終わり、義兄達は部屋から出て行った。 奏多は荷物を整頓し、勉強を始める 事にした。一方義兄達は・・ 「超ー、可愛いかったー!何で奏多は あんなに可愛いのかな」 「確かに、あの場で犯しそうになったよ」 「お前達、あの約束覚えてるよな。 奏多が18になるまでは手を出すな。 絶対に他人にも触らせないように 監視する。奏多の担任にも頼んである」 「さすが正兄、やること早いね。 僕も休み時間奏多のクラスに行って 交遊関係チェックするよ」 本当は学校に行かせたくなかったが あんなに嬉しそうな顔を見たら 行くなとは言えなかったのだ。

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