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何度も何度もその『俺の好きな所』を擦られて俺は黒川さんの筋肉質な広い胸に突っ伏す。
「ン…ぁあ…嫌だ!や、やめて…!」
「日本人の『やめて』は『もっと』だっけ?」
尚も強くグリグリしてきながら、ほら?国語得意だろ?と言ってくる黒川さんに目眩がする。
なんで俺の得意教科知ってんの?てか勉強の時間じゃないし!
「やっ、ほん、と…やめて…ぅ…あ、ん」
本気でやめて欲しい。やめてのサインで、すぐそこにある黒川さんの鎖骨をがじがじ噛んでみるけど全然やめてくれない。
これ以上気持ちよくなったら結局快楽の渦に巻き込まれ、黒川さんにしてもらうだけで終わってしまう。
「やだ、ぁ、指もう嫌だ、…」
息も絶え絶えに訴えるとあっさり指は出ていって、肩を押され体制を立て直させられる。
「あぁ、そうか。もう入りそうだしな。はい、頑張って」
何がなんて聞かなくてもわかる。
俺のケツに当たってる黒川さんのご立派な息子さんだ。
「ふぅぅぅ…ちょっと待ってください心の準備が…」
膝立ちになって黒川さんのお腹に両手をつく。
深呼吸を繰り返していると、黒川さんの手が俺の腰を撫であげた。
「ほら、早く挿れろよ」
「んッ、もう!待ってって言ってんだろ!!」
急かすなよ…!!と黒川さんの手を叩き落とす。
もうかなり失礼な言葉遣いをしているなんて気にする余裕はない。
これ以上モタモタしていたら何をするか分からないので、さっきの好きな所攻撃の名残りがある身体を踏ん張る。
大きいし熱くて硬くてお世辞にも綺麗とは言えないグロテスクな物体が自分でして俺の中に入るのか少し疑問ではある。
正直怖すぎるけど俺はやるんだ。
怖いけど、黒川さんだから、きっと大丈夫。
「…はぁぁぁ」
もう一度、最後に深呼吸。
左手は黒川さんのお腹について、右手は黒川さんのなんかいつもよりデカいやつを入口に宛てがう。
そして、急に力が抜けないように踏ん張り直してゆっくり腰を下ろした。
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