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第28話
毎日のようにオナってたっていうのに、興奮しすぎなせいか大量に出てる。
さっさと抜かなきゃなんねーのに、気持ちよさで動けずに最後まで優斗さんの口の中に注ぎ込んでしまった。
でも優斗さんはイヤな顔もしないで、っていうより逆に――……。
「ッ! っく、ゆ、ゆうと、さんっ!」
俺の白濁を搾り取るように息子をきつく吸い上げて、ごくりと飲み干した。
しかもきれいに舐め取って、俺はただ呆然とその光景を見てることしかできない。
「いっぱい出たね?」
ぺろり、と唇を舐めながら優斗さんが俺を見る。
ありえねぇくらいの恥ずかしさと、でもそれ以上にめちゃくちゃ……。
「しかもすごく元気だしね」
笑って優斗さんが手で上下にさする俺の息子はさっき精液を吐き出したとは思えないぐらいにガチガチに勃ちあがってる。
優斗さんの唾液とまた溢れだしてきてる先走りのせいで息子は濡れて光ってた。
息子を触りながら優斗さんが俺に顔を近づけてきて。
なにも言われてないのに、まだ唇も触れてないのに俺はたまらずに舌を出した。
それに優斗さんが当たり前のように舌を絡めてくれる。
ぴちゃぴちゃ音を立てながらキスして、少しだけ顔を離した優斗さんが色っぽい目で俺を見つめて囁いた。
「俺もそろそろ我慢できないんだけど。……もっと気持ちいいことしよっか?」
妖しく笑う優斗さんの言葉の意味に真っ赤になることしかできねー。
つ、ついに!
ついに……シちゃうってことだよな……?
知識しかない未知の世界、つーか初体験となるこれからの情事に不安はまだたくさんで情けなくすがりつくように優斗さんを見つめる。
優斗さんはそんな俺に優しく微笑むともう一度キスしてくれて。
俺の腰に手をまわした。
そして、
「う、うわっ!!!」
軽々と俺を担ぎあげて歩き出した。
「ゆ、優斗さん?!」
焦る俺が連れていかれたのは寝室。ダブルサイズのベッドに優しく下ろされる。
そしてまだネクタイしか外してなかった優斗さんはゆっくりと服を脱ぎ始めた。
「……」
な、なんか……。すらっとしてる優斗さんの身体は予想外に締まっててスリムだけどほどよく筋肉がついてて、キレイな身体だった。
男相手にキレイもなにもねーのかもしれないけど……。
べ、べつに男の裸見て、いままでドキドキなんてしたこと絶対ないけど!
女の子の身体と違って硬くて面白味もない男の身体に欲情するなんて、ありえねーのに!
ただ……いまこの状況のせいか、優斗さんの身体を見て……触りたいなんて思ってる自分が確かにいた。
……お、俺って変態ー!!?
でも実際には触れないけど。
俺の両手は縛られたままでベッドに寝かされてる状態だから……ぼーっと見てることしかできない。
優斗さんがすべて脱いだのを、優斗さんのが……。
うあああー!?
まじで、まじなんだよな!?
ガチガチに勃ってる俺のと同じように優斗さんのもなっていて。
ていうことは優斗さんは俺に欲情してるってことで。
これから先のことをわかってるつもりでも、実際相手のを目の当たりにすると緊張と、ドキドキがハンパない。
いや、ていうかさ……アレが俺の……あそこに入る……んだよな?
……。
む、無理だろー!
絶対無理だろー!!!!
ムリムリムリムリー!!!!!
「――……っあ!」
頭ん中で絶叫していたら不意に刺激が走って、ハッと我に返ると優斗さんが俺の息子を上下に扱いてた。
「捺くん、なに考えてるんだい? さっきから百面相してるよ」
クスクス笑いながら優斗さんはぎゅっと息子を握りしめる。
「ッ、た! べ、べつに……っ」
「そう? 俺のじーっと見てなかった? そんなに早く欲しいのかな?」
艶っぽい優斗さんの眼差し。
優しいけど色気のありすぎる目に見つめられたらありえないくらい心臓の動きが速くなってしまう。
「ちが……」
「違うの?」
「え、いや」
なんて答えればいいのかわかんねー。
だって、俺いわゆる処女だぞ!
アナル処女……。
本当に気持ちいいのかわかんねーし、なんかやっぱ怖いし。
でも反り返ってる息子はだらだらヨダレたらしてて……身体は期待してる……みたいだし。
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