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第23話(マイク)
ドアを開けると、いつものスティーブがそこに居た。
「家は店舗の2階だと聞いていたから。突然押し掛けてすまない」
「会えて嬉しいよ」
照れながらも本音が漏れてしまう。
正直、もう会いに来てくれた事に舞い上がりそうだ。
「マイク、君と話をしたいんだ。色々説明したい」
「うん。狭いけど中へどう、、うわっ」
緊張して招き入れたため、自分の靴に躓いて倒れかかるのをスティーブの逞しい腕がとっさに支えた。
スティーブの胸へ抱き締められるような格好になりマイクの心臓は破裂寸前だ。
スティーブの美しい顔が僅か10センチの距離にある。
きっと挙動不審だし耳まで真っ赤だし、絶対変に思われると思っているのにスティーブから目が離せない。
「大丈夫?」
おまけに良い匂いがするし、声は甘くて良い声。
「ありが、、、」
なんとか声を絞り出そうとした時、スティーブの顔が近づき唇に温かいものが触れた。
キス?
軽く触れただけのキス。
混乱して身体が固まる。
スティーブはゆっくり身体を離そうとしたが、マイクは離れ難くとっさに彼の肩に腕を回し再度強く引き寄せた。
「んんっ」
今度は深いキスをした。
お互い気持ちが溢れ、ディープキスからどんどん盛り上がり舌を絡めて吸い合う。
長い事2人はキスに夢中になった。
「マイク」
スティーブが甘い声で囁く。
お互いの股間が勃起し服の上で擦り合う。
「我慢できない」
スティーブの美しい顔が欲望に歪む。
「俺ももう」
2人はベルトを外し、ジッパーを下ろし勃起した昂りを直接擦り合わせた。
無意識に腰が動き2人はお互いのモノを激しく擦り寄せた。
先走りでヌルヌルしていて擦り合わせただけで逝きそうになる。
マイクは我慢出来ずにスティーブのモノに擦り付けながら腰を振る。
「マイクっ」
余裕の無いスティーブの声だ。
身体が熱い。
スティーブの匂い、息づかい、体温を感じて、どんどん熱くなる。
「気持ち、、、いい」
マイクは足を絡めて熱い下半身をスティーブに更に押し付ける。
2人の荒い息遣いや喘ぎ声がだけが室内に響く。
身体が熱い。
「あっ、もう、出るっ」
マイクの余裕の無い声に、スティーブのモノが更に膨らむ。
「僕もだよ。一緒にイこう」
2人は欲望を吐き出した。
飛び散った精液がお互いのシャツの濡らす。
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