50 / 69
第50話(マイク)
「お腹すいた〜」
ダイヤモンドが手を上げながら緊張感の無い事を言い始めた。
「確かサラがスープやチキンを作っていたのを俺は見た」
ブライアンもキッチンの方へ向かう。
「確かにもうこんな時間だ!」
レッドもブライアンの後を追う。
「今、ガルシアにロンドン支部へ連絡を取って貰った。明日には資料の内容がわかる、、、」
スティーブが振り返るとアイスマンことハントも消えている。
スティーブは溜息をついた。
「マイク、僕たちもキッチンへ行こう。食事の時間だ」
「うん」
スーパーヒーローも飯食うし、眠るよね。
キッチンに向かうと大きなダイニングテーブルには美味しそうな料理が並んでいた。
普通じゃ無いのは、俺の隣でチキンに手をかざして直火で温めている男や、ビールを一瞬で冷やしている男がいること。
「お前たちの能力って本当に便利だな」
グランドは相変わらず楽しそうだ。
「スティーブ〜!マイク〜!ほら、食べましょう」
ダイヤモンドに腕を引かれて席に着いた。
サラの作った食事は最高だった。
ともだちにシェアしよう!