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第58話
縦に割れたアナルは恋人の大きさを覚え大きく口を開けるが、それは三条が意識してしている事ではない。
身体が勝手にそうしているだけ。
そんなに締めたら自分だって感じてキツいのに、そうなってしまう。
動物の交尾の様な格好でセックスをしている興奮も勿論あるが、長岡がどういう顔で、目で自分を見ているのかがあますことなく映し出されていてえっちぃ。
「俺は遥登に興奮してる。
こんなやらしくて格好良い恋人とセックス出来て嬉しいよ」
耳の後ろにちゅっとキスをされた。
「ココをこんなに拡げて俺の事受け入れてくれてすげぇ嬉しい」
臍の下が痛重い。
「それに、こんなやぁらしい遥登見られるの俺だけだろ。
俺のって感じがしてすっげぇ興奮してる」
毛のないソコを擦られ、腕が震える。
「健気で可愛くて、格好良くてすげぇ好き」
支える腕から力が抜けていく。
「俺の遥登だ」
ゾクッとした。
ケツから頭へ、そして爪先へ。
“ゾクッ”とした何かがビリビリと身体中へと駆け巡った。
「ぁ……」
うそ、だ……
「出さずにイったのか?」
ケツの奥がジクジクする。
頭が痺れる。
言葉だけてイったんだ。
俺……
テレビ画面には絶対者が不敵な笑みを浮かべていた。
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