宛がわれるソレが恥ずかしくて、やっぱり顔が上げれない。 首に顔を埋めて隠れたつもりだ。 そんな童謡があったなとぼんやり思ったが正直それどころではない。 だけど、そんなのいつものことなので、長岡はグッと亀頭を埋め込んできた。 「…ぅ゛……ッ」 「はじめから、奥まで入れて良いか」 「い、れ……、て」 腹が膨れる。 内側から強制的に膨れていく。 その感覚が、気持ち良いと思えるようになったのはいつからだろう。 凸と凸が無理矢理交わるセックスだけど、世界で１番しあわせなセックスだ。 死ぬなら今が良いくらい。 「まさっ、…ゆ…くり……っ、」 亀頭を飲み込むと、次は竿部分。 樽型のソコはまたアナルを大きく拡げていく。 油断する余裕はないが、一端括れまで締まったソコがまた抉じ開けられる。 ググッと埋め込まれ、浅くしか息が出来なくなってきた。 「あっ……でか…い」 「でかいの嫌か？」 「ん、ん……す、すき」 下から突き上げられる度に、アナルの奥の弁が刺激されて気持ち良い。 拡がる。 S状結腸が、亀頭を飲み込もうとしている。 「はる…っ」 「ぅ゛ん゛ッ、」 奥が大きく口を開けてカリを飲み込んだ。 結腸は慣れればたまらなく気持ちが良い。 段違いの快感が背中を駆ける。 「や、べ……きもち…」 恋人の声に体温が上がる。 「こ、れ…ﾊｧ……ぁ、…すき」 顔を上げると、艶やかな顔をした長岡と見つめ合う。 恥ずかしい。 照れくさい。 だけど、しあわせだ。 嬉しい。 「コレ、だけ？」 「……まっ、…さ、も…すき…」 とろんとした目で見詰めながら色を貪り食う。 恋人とのセックスだから、こんなに甘い。 「俺も、こんなに好き。 すげぇきもちい。 俺のこと、好きって離さねぇの」 「…すき、だから」 「俺は愛してる」 耳とは言わず項や肩、背中まで真っ赤にした三条はそのまま揺さぶられる。 その度に、自身の体重と重力で奥の奥まで嵌められ喉を晒した。 ミチミチと健気に食らい付くアナルを目一杯拡げ、ただただ快感に溺れる。