7 / 100

第一章・7

 最後の反田に犯されている時、ドアが開いた。 「外山さん!」  全身黒づくめの男に、一斉に青年たちがかしこまる。  まだ達していないペニスを反田は露希から抜きかけたが、外山はそれを制した。 「構わん。続けろ」 「はい!」  張り切って腰を打ち込み始めた反田に揺さぶられる露希を、外山は立ったまま観察していた。 「う、うぅ。は、はぁ、あッ。んっ、んぅ……」  反田が上玉だ、と言った通り、露希の顔立ちは整っていた。  洗い髪さえ艶を作るほど、色気があった。 「外山さん、すみません! イきますッ!」  反田が叫び、射精した。  薄いスキン越しに、彼の熱い滾りが打ち付けられる。  露希は、それを震えながら受け止めた。 「ぐ、うぅッ!」  やがて反田は体内から去り、露希は脱力してベッドにくずおれた。

ともだちにシェアしよう!