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第一章・9

 外山は青年の一人が差し出したスキンを着けたが、それはすぐに破れてしまった。  サイズが大きい上に、イボイボの突起まで付いているのだ。  薄くて小さいスキンでは、間に合わなかった。 「仕方が無いな」  外山は太い指で、ぐいと露希の蕾を押し広げた。 「ひッ」  思わず露希は、声を上げた。  見るだけでなく、浅く指を入れられ粘膜を弄られる。  じっと観察される時間は、ひどく長く感じられた。 「特に病気は持ってなさそうだ。終わって、すぐにシャワーを浴びればいいかな」  まさか。 (まさか、そのまま!?)  這いつくばって逃げようとする露希の手足を、青年たちが慌てて抑えた。 「こいつ、逃げンな!」 「暴れンじゃねぇ!」  その中に、冷ややかな外山の声が降って来る。 「観念するんだな。坊や」  露希は後ろから、ずぐりと圧迫された。 「ひ、あ! あぁ、あ!」  ずぶずぶと、外山のペニスが露希の内へ押し込まれてきた。

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