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第四章・7

「洗い物は食洗器に任せて、私たちは風呂に入ろう」 「私たち? 一緒に入るの!?」  これからは、いつも一緒に入るぞ、と誠は涼しい顔で言う。 「露希の体が、ちゃんと育ってるか確かめないとな。それと」  それと……? 「……お風呂エッチの練習、だなんて」 「バスでするのは、嫌いか?」 「ううん。ただ、ちょっと安心した」 「なぜ?」  露希の視線は、誠のペニスに注がれていた。  それは並より大きな代物ではあったが、外山のような加工は施されていなかったからだ。  そんな誠の手には、ローションがある。 (お風呂で、初エッチ!)  途端に露希は、そわそわと落ち着かなくなった。

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