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「とりあえず戻れ……」
言いながら振り向いた俺はギョッとした。
新田がカーディガンを脱ぎ、シャツのボタンに
手をかけていた。
「ちょっ!まっ…待て、待て!!」
「 … ムリッ」
「無理って…こらっ!落ち着け!
今は…できないだろ? ほらっ
ゴムもローションもないよ?」
「大丈夫ですよ。ローション無しでも…
先生だって前に、何にも解さず生で突っ込んで
きたじゃないですか」
その言葉に反論できず、シャツのボタンを外し
ズボンのベルトを外す… 新田の震える手を
呆然と見つめた。
「…… 脱がして」
「……え?」
「やってくれないならこの状態で
大声出します…」
「…新田……」
涙目で、シャツもズボンも中途半端に脱げた
あられもない姿で立ちすくむ。
最後まで脱ぐ勇気のない新田が、食べて
しまいたいほど可愛くて、グラグラと
脳の奥が沸き上がるみたいだった。
引き寄せられるみたいに近づいて、目にかかった
髪をかき分けてやる。
睨むように俺を見上げた目が真っ赤で、涙を
溢すまいと耐えていた。
「可愛いなおまえ…」
まぶたにキスをすると、耐えていた涙が
ポタリと落ちる。
脱ぎかけのシャツを滑らせて、露になった
肩にキスをした。
「……先生」
「悪い子だな。学校でこんな事ねだって」
「……先生のせいだっ…」
下着の中に手を突っ込んで、半勃ちのソレを
優しく扱くと、よろけた新田が後ろにあった
机に手をついた。
「ぁっ…ン……んん…」
こんな場所で している背徳感からか
昨日のおあずけのせいなのか
今日の新田は、いつもに増して感じやすく
スタートからトップスピードだ。
俺に扱かせながら、自ら制服のズボンと下着を下げ
唇をねっとりと重ねて来ては甘いため息をつく。
新田の腕を肩に引っ掛けて、掴まらせ
後ろにも指を這わせた。
ゆっくり探り探り指をすすめると、
新田が猫のようにフーフー息を吐く。
「痛い?」
唇がふれ合う距離で聞くと
新田が目を閉じたまま、細かく首を振った。
「全然…痛くない…熱い…」
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