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「あれはっ! 蒼佑にわからせたくて…っ
同じ思いさせようと思って……!」
涙をポロポロ落として櫂が訴える。
俺は立ち上がって真っ直ぐその目を見た。
「ゴメ…な、さ…」
ゆっくり歩み寄って櫂を壁まで追い詰めた。
櫂は俺を見つめて、俺の言葉を待っている。
「可愛いな、櫂…俺の気を引こうとして…」
俺がうっすら笑うと、つられて櫂の唇が動いた。
許してもらえたと思ったのだろう。
でもその顔が笑顔になる前に
俺は何の加減もせずに櫂の頬を叩いた。
突然の衝撃に、櫂はよろけて床に膝をつき
直ぐに驚いた顔で俺を見上げた。
櫂の髪を掴んで強く引っ張ると、ウッと
呻き声のような声を上げる。
「そんな事俺が言うと思ったの?」
耳元で冷たく言い放つ俺に、恐怖を感じたのか
櫂は逃げることもできず、ただ眉を寄せて目を閉じた。
「あの場に俺が来なかったら、お前はアイツと
ヘコヘコやってたんだろ、間宮が悦ければ
俺なんか要らないもんな?」
「ち、違っ…」
首を振って否定しようとする櫂の髪を
さらに強く引っ張る。
「なんか気に入らない事があったら
見せしめに男誘うような奴いらねーよ」
言いながら俺は櫂の髪を掴んで立ち上がらせると
寝室のベッドに突き飛ばした。
「…やだ………」
泣きながら起き上がる櫂をもう一発殴って
倒れた櫂のズボンに手をかけた。
それからは一切抵抗しなかった。
ズボンだけ下ろして、後ろからいきなり突っ込んで
腰を振っても、櫂は唇を噛んで声をこらえて
目を閉じてた。
「相変わらずこんなでも感じるのな?」
櫂の中心はしっかり起き上がって濡れている。
俺は蔑むように笑った。
「ガキのくせに、、ホンット淫乱」
櫂は少しだけ悔しそうに顔をゆがめたけれど
俺に前も一緒に刺激されて、だらしなく口を開く。
「ほら、声出せよっ
いつもみたいに、ほら!」
「っ…ぅうう……ァァ…アッ!」
激しく、奥まで打ち付けると、耐えきれなくなって
櫂が吐精した。
俺も躊躇わず櫂の中に全て吐き出した。
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