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五、ハルジオン⑪
「……大好きなきょこん」
「『勃起ちんこ』……続けて」
「ぼっきちんこ~」
「『兜合わせした後に、俺の皮被りの早漏ちんこの皮剥いて吸ってください』」
「かぶと合わせした後に、俺の……」
「『皮被りの早漏ちんこの皮剥いて』」
「かわかぶりの……ちんこの皮むいて」
いたたまれない。
男の大事な象徴を自ら辱しめるなんて。
(でも……)
俺のアソコ。
ビュクンって。
蜜が滴った。
「『早漏』を抜かしたね。仕方のない子だ。最後は『吸ってください』のおねだりだ」
「吸ってください」
「よくできた。いい子だよ」
「ハフ!」
おっきいの!
ごつんごつんッ、護身護身ッて。俺の股間の突起を擦り上げる。
ハァハァッハァハァッ
息が苦しい。
頭の中、真っ白になる。快感が強い。
「イクのは早い」
根元を押さえられて出せない。
「せんせい~」
「ダメだ。我慢だよ」
熱い口内に昂りが食べられてしまう。
口の中で皮を剥かれて、先端の敏感な部分を舌全体を使ってしゃぶられる。
小さな穴を舌先がつんつんする。
「気持ちいいっ」
なのに出せない。
もうイキたい!
「そんな顔して……君の視線でイってしまいそうだ」
「あっ……」
先生が俺の見て……
(股間をまさぐっている)
あなたも興奮してるんだ。
俺のしゃぶりながら、右手で脚の間の雄の怒張を扱いている。
上下に激しく手を動かしている。
快楽の波に逆らえないんだ。あなたが、やらしくいきりたたせたモノを、自分で慰めて……
「あうっ」
漆黒の眼差しに絡めとられ、ドキンッと鼓動が打ち付けた瞬間、強く吸われた。
「いけない子だ。俺の恥ずかしい姿を見て腰振って。淫乱だな?」
「ハヒィ~」
「ほら。もっと吸ってやる。蜜がまた溢れてきた」
ジュボジュボ
ジュボジュボ
水音が鼓膜を犯す。
「イクっ、イクっ!アヒィィィー!!」
雄の熱芯が噴射した白い汁が、あなたの秀麗な顔を汚したのが視界の端に見えた。
ごめんなさい……
ごめんなさい……
あなたに掛けて、ごめんなさい……
「謝る事ないさ。美味しいよ」
頬に飛んだ白濁を指がすくって、赤い舌がチロリと舐める。
「君のだから美味しい」
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