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第3話

俺は不安からか恐怖からかぎゅっと目を瞑っていた。 ドサッ 「ンンッ!」 痛った、落とされた? 恐る恐る目を開けると目の前には綺麗な顔の男が足を組んでソファに座っていた。 その後ろにはメガネが立っていた。 若…?もっと厳ついおっさんかと… こんなに綺麗というかかっこいいと言うか、 長めの髪をセンター分けにし軽く流してる 極道の若と言うよりはホストに居そうな… チャラチャラしてそう… じーっと見てるとニヤニヤしながら近づいてくる。 やば、見すぎた? 俺の前にしゃがんだかと思うと、俺の頬に片手を当てて撫でる。 触られると思ってなかったので反射でビクッとなってしまった。 その反応を見て若?は満足そうに笑った。 「お前らもう下がれ、主屋に戻れ。俺がいいって言うまで誰も離れに近づけんな」 「「「はい!」」」 若に言われ3人の男は礼をして出て行ってしまった。 この離れには必然的に若と2人になる。 どうすればいーか分からず3人が出ていった襖を見つめる。
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