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第22話
ちなみにこの2人はセイを拉致した時の2人だ。
赤城がツンツン頭で叶が眉毛に傷のある。
「昨日拉致ったやつが家にいる。多分逃げ出すだろうから家にいけ。もし既に逃げ出してたら片方は家で待機、もう片方は追え。場所の連絡はいれてやる。」
「「はい」」
2人は納得したように頷き、部屋から出ていった。
そして俺はスマホアプリを立ち上げセイの居場所を探した。
あー、やっぱ逃げ出してんな。
思ったより早いな、まぁ、捕まえるけど
さーてっ、どんなお仕置にしようかな〜
もう逃げようと思わないくらいぐちゃぐちゃにしたい。
泣き顔もそそるし、ドロドロに感じてる顔も可愛いんだよなぁ。
痛めつけるか溶けるまで抱き潰すか…
俺は口角を上げながらこのあとの事を考えた。
コンコンっ、
そんなことを考えていると事務所のドアがノックされた。
「緋山です。失礼します。」
入ってきたのは緋山だ。
「やつの居場所が分かりました。乗り込みますか?取り押さえて連れてきましょうか?」
「連れてこい」
「承知致しました。」
その場で緋山が部下に電話でその事を伝える。
思ったよりも早くやつが見つかった。
片付けたらセイの元へ向かおう。
んんっ!
緋山に咳払いされる。
「社長、顔にでてます。この後楽しむのはいいですが先にやることをやって下さいね?」
ニコリと釘をさされる。
「やりますよーだ。ふん」
いい気分だったのに、早くやつを片付けよう。
その後凄まじい速さでやることを終わらせた。
「さーてっ、子猫ちゃんを迎えにいこーかな」
︎︎ 匡sideend
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