27 / 268
第27話
「これと〜、これ〜……あとは、ん〜まぁいっか!」
匡は手に何かを抱えて戻ってきた。
それらをベッドサイドに置く。
ローションに、ローター、よく分からんカプセル、リング状のもの。
それらに目を取られていると俺の後孔にローションを垂らしてきた。
「ひゃっ、冷たっ!」
そのまま指を抜き差ししてくる。
昨日の今日なので痛みはないがやっぱり異物感を感じる。
「ひぅっ、んんっ!」
入り口付近から指の届く所までを何回も撫で回す。
でも決してイイ所には触れてくれない。
そんな小さな刺激でも俺は感じてしまっていて、中心が硬くなってきた。
「感じてるけど、イカせないよ?」
そう言って後孔から指を抜いた。
そして、さっきのリング状の物を手に取る。
俺は使い方が分からないから匡の手元を見つめるしか出来ない。
「まっ、待って!そこダメ!」
見ているとリング状のものを俺の根元にカチッとはめた。
そこに嵌められるとイクことが出来なくなってしまう。
「外して!ヤダ!」
「やな事しないとお仕置にならないでしょ?我慢してね」
そう言って俺の中心を一撫でする。
また後孔に指を入れて撫で回す。
「よし、そろそろかな…」
次に匡が手に取ったのはピンクのソレとよく分からないカプセル。
ソレは流石の俺でも使い道は知っている。
が、カプセルはなんだ…?
ともだちにシェアしよう!