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第34話

次の日の昼に俺は目を覚ました。 あれ、俺…? あっ、そうかまた捕まったのか… てかてか、えっ、またヤられた…? しかも俺なんて言った?? 匡のものになるとか、イかせてとか うわぁぁぁ! 叫びたくなった。 それと共に、顔が暑くなったのを感じた。 周りを見渡すが匡の姿はない。 まぁ、昼だしね。 また前回同様匡のシャツ1枚しか身につけていない。 こんな姿でうろつくのはやだけど、ちょっと詮索しよ… そう思ってベッドから降りたが… 「痛った!?」 前回とは比べ物にならないくらいに腰が痛い。 ペタンとベッドサイドに落ちた。 ガチャ 「どうした!?」 俺が落ちた音に気づいて匡が部屋に入ってくる。 「落ちたのか、よいしょっと」 軽々と抱き上げられてまたベッドに座らせられる。 抱き上げられて距離が縮まったからか、昨日の行為を思い出してしまう。 「顔が赤いぞ?可愛いけどね」 そう言って口の端にちゅっとキスをされる。 「なっ、なな何っ」 「体大丈夫?でもセイが逃げ出すのが悪いんだよ」 「っ!」 鋭い目付きで睨まれる。 「まぁ、俺の物になるって言ったもんね?じゃ、約束しようか」 匡から言われたのは4つ 1、匡の側から逃げない 2、1人で自慰をしない 3、匡以外の人に懐かない 4、匡の家で暮らす だった。

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